①前段機器と後段機器の関係


このような関係においては、オーディオで音が再生されるまでの過程において音楽性や味といったものは特に前段機器において作る事が定石となっています。

もし仮に後段機器で味わいを形成してしまうと音の鮮度感や厚みワイドレンジといったものが極端に削られてしまうためです。

後段の信号はとにかくフレッシュ、新鮮、である事が良いのですからね。


これは機器の電源ケーブルの選定においても重要になってきます。前段では、音が開けて音場が拡大し、艶や色気や余韻が乗るような電源ケーブルを使う事でオーディオ全体のリニア過ぎてしまう音を心地よい音に変える事ができます。また、音像が開けてほぐれると表情がとてもよくわかり結果として高解像度になったように感じられます。

後段の電源ケーブルでは、逆にリニア系のものを使うと良いです。これはパワーアンプに大電力を不足なく届けて安定した土台を作るためです。またパワーアンプには色付けのある電源を届ける事よりもむしろフレッシュでダイレクトな音としての電源が重要になります。

このリニア系の電源ケーブルはコスト的にも手に入れやすいものが多くあり、ハイエンド機器であってもパワーアンプの電源ケーブルに関しては10万円未満までの廉価なものも構わないと感じています。


例えばリニアな電源ケーブルには、カルダス ゴールデンリファレンス、アクロリンク7N銅、ワイヤーワールド エレクトラ3リファレンス、オーグラインhorus、フルテック プロサングエにfi-50、オヤイデ tunami gpx、purist audio design corossus、などでしょうか。