私が一時期研究していた宮本武蔵の『五輪書』(解説や解釈を記した書物も多く発刊されており、これらを含めて非常に深い学びが得られる書です)には、
武蔵は、「一期一会」を究極的に実践していた人物として描かれています。
彼がそれを実践する姿勢は並外れていて、口状や書状により友人や恩師、家族の訃報を受け取っても、一切悲しみを抱かなかったというのです。
なぜなら彼は、人と別れるたびに毎回、「もう二度と会えない」と本気で思いながら接していたからです。
(…半端ないですね、ほんとに ε-(´∀`; ))
これこそが、「本当の一期一会」——
そして「今という現実をありのままに全力で生きる。日常の1日1日を一切の後悔のないように生きる。」
そのような姿勢なのだと、私は深く感銘を受けました。
だからこそ、人を憎んだままで終わってしまう人生、
あるいは憎しみに時間を費やして過ぎ去っていく、二度と戻らない"今"この瞬間に対して、
もっと自分の人生を大切にできる在り方があるのではないでしょうか。
それこそが、命の重みを知り、命の尊さを自分自身に教えながら生きてゆくための真の実践なのだと思います。