今年の夏に寝室のアナログ環境をやっと整えました。昔、都内でクラブDJをしていたので寝室には引っ越し以来DJセットを乱雑に飾りとしておいていました。


以来、踏み入れなかった、埃まみれになっていた寝室の奥の魔境スペースを整備しました。今年これができたのは、友人からの影響でアナログを再び鳴らしてみたくなったためです。


とりあえず、スピーカーはヤマハのHS8という業務系スタジオモニターです。


価格からは考えられないくらいコスパがよくyoutubeでもgenelecの30万円程度のスピーカーとこの8万円のヤマハHS8が比較視聴できますが、驚くぐらいgenelecに引けを取りません。

そして、このHS8は音もモニターらしからぬ、とても柔らかい伸び切った音で意外にもオーディオ的な鳴りが楽しめます。低域の伸びも深くもぐりこみ、大変素晴らしいです。


海外では相当に人気高く大いに売れている商品のようです。


こちらが機材類です。

sl-1200mk3dをクライナt-prop脚に変更し、achromatという樹脂系のマットをワセリンでプラッターに粘着させています。

ワセリンは海外サイトで非常に評判が良かったのと何となく自分のオーディオ感性から判断して推測上良い音がしそうだと感じたためです。


フォノイコはエクラーHak320。

こちらは僕が23歳でDJを始めた頃に中古で購入したものです。DJ用ながら、ureiのロータリーミキサーにも通じるような丸い音はビンテージ機材らしい太くとても気持ち良い音で、オーディオ的です。


フォノイコのエクラーHak320の電源は画像には見えにくいですが、自作のWestern Electric14GA単線の6芯構造にテフロンチューブ絶縁とカーボンスミチューブで外装しwattagateのプラグをハンダしたものを使っています。

voxの後ろにはcseのタップを使用しています(寝室のベッドに近い場所なので電磁波の影響を考慮し、タップで一括に落とせるようにしてケーブル内や機材内に就寝中に電波と磁場が帯びないように工夫しています。)


また、アナログのプラッターには丸山アレルギー内科の院長である丸山修寛先生が考案したmaxmini 5Gを2枚貼って盤や針への電磁波の波及を電気的遮蔽しています。

max mini5Gはリビングオーディオのアンプのシャーシ部分やchikumaのタップにも使用していますが、低域のキレが増し音像が鮮明になり、副作用も皆無でオーディオ用途にも電磁波対策にもダブルで非常に有用です。


こんな感じでベッドに腰座りして就寝前にLPを嗜んでいます。(片手にスコッチのタンブラーをもって聞くと気分も高まります。)


ひとまずは、レコードを聞くことが目標だったので、モニタースピーカーへのXLRケーブルはベルデンの88760ですし、

電源ケーブル類はとりあえずクライナacca5などを使用しており、ケーブルに針にオーディオボードなど寝室オーディオではこれからやるべき事は沢山ありまだまだ未熟なシステムです。

ゆくゆくは、purist audio designのdominusやproteusが中古で安く購入できる時代になった為、導入したいです。dominusは実家の父親のシステムに使用しており、またproteusはこちらのリビングのシステムに愛用中で、お気に入りの太鼓判ACケーブルです。


(このXLRは3.5Mで1.5万円前後と破格ながら、設計思想をみるとソウルノートのオリジナルケーブルと同じ設計が感じられてコスパは良いのではないかと思います。)


トップウィングさんのyoutubeチャンネルで実験された同じケーブルでも外装被覆の色によって音がかなり変わるのを動画内でも体験し、その動画で1番良かった赤色バージョンを使用しております。


画像では確認されませんが、つい数日前にクライナさんがブラックフライデーイベントでd-prop miniを安売りしていた為、8個をスピーカーにダイヤモンドフォーメーションで設置したことで、随分音像が前に出てくるようになり、またボーカルが宙に浮いて聞こえるようになりました。