曲名:この世の花

 

歌手:島倉千代子
音楽ジャンル:
コメント:1955年リリース。島倉千代子の16歳デビュー曲。曲の感想は、普通です。発売から半年で200万枚の大ヒット。当時は、レコード再生機器が、完全普及していないと思います。普及途上で、200万枚なので、とても多い販売数だと思います。はっきり言って、普通の曲です。なぜ、普通の曲がこんなにヒットしたのか。分かりません。詞の内容は、ラブソング。初恋相手と、実際の結婚相手と異なることに、切なさを感じた内容です。終戦10年、活気があり、戦争の悲しさも抱えており、そんな時代だったと思います。ヒット要因は、わかんないです。→ヒット要因わかりました。自分の母から聴いたところ、ドラマの主題歌だったらしい。歌詞の内容も、ドラマの内容に沿ったもの。

 

 

  曲名:東京だョおっ母さん

 

歌手:島倉千代子
音楽ジャンル:
コメント:1957年リリース。歌詞の内容に、特に意味はないと思います。島倉千代子は、品川区出身。たぶんですが、島倉千代子が、お母さんといっしょに、ひさびさに東京をお出かけする。そんなイメージで創られた歌詞と思います。デビュー曲は、単に歌ってるだけって印象でした。この曲では、抑揚があり、聴き応えのある曲になっています。デビューからわずか2年で、20曲ぐらい発表しています。現代では、こんなに大量に発表しない。多分ですが、当時は数撃ちゃ当たるって手法が、メインだったのかと思います。音楽ビジネススタイルの、試行錯誤の時代。

 

 

曲名:からたち日記 

 

歌手:島倉千代子
音楽ジャンル:
コメント:1958年リリース。この曲は、島倉千代子の2013年遺作「からたちの小径」へとつながります。50年を超えて、作品がリレーされることを考えると、涙がでてきます。遺作は、死の3日前にレコーディング。歌手人生を全うした島倉。からたち日記は、島倉の代表曲だと思います。高音が伸びやかに表現されている。からたちの小径と言うタイトルは、人によりいくつかの解釈が生まれる。奥深いタイトルと思います。「からたち日記」を聴くと、涙が出てきます。

 

 

  曲名:僕は泣いちっち

 

歌手:守屋浩
音楽ジャンル:
コメント:1959年リリース。守屋浩は、ホリプロの創設時からかかわり、80歳死去まで、現役タレントであり続けた(と思います) ホリプロ創設の堀から、ギターと歌の特訓を受けた。発表レコード数は約30枚、出演映画は20本。シンガーと、俳優として活躍した。曲の感想は、普通です。東京へ行く恋人を想う歌です。

 

 

  曲名:黒い花びら

 

歌手:水原 弘
音楽ジャンル:
コメント:1959年リリース。第1回レコード大賞。第1回の大賞と言うことで興味がありました。暗いです笑 失恋の悲しさを歌ってる。歌詞も暗い、ヴォーカルもメロディも暗い。どうせなら、明るい曲から選んでほしかった。曲の感想は、普通です。歌詞は、永六輔。たぶん、永六輔は作詞家として名を馳せつつあった。約1-2年後、坂本九の「上を向いて歩こう」が大ヒット。不動の名作詞者になる。

 

 

  曲名:誰よりも君を愛す

 

歌手:松尾和子、和田弘とマヒナスターズ
音楽ジャンル:
コメント:1959年リリース。ムーディーソング。曲の感想は、普通よりチョイ上。ポップス以前の音楽。戦中~戦後直後に流行した音楽スタイルと思います。どんなスタイルか?ヴォーカル主体で構成。楽器は最小限。この曲だと、オルガンとギターだけと思います。

 

 

  曲名:地下鉄は今日も終電車

 

歌手:井上ひろし
音楽ジャンル:
コメント:1959年リリース。楽器構成は、シンバル、オルガンと思います。曲の感想は、普通よりちょい上です。リズミカルで軽い口調で展開。テンポが早く、ややポップス調。戦中戦後の歌謡曲から、米国の影響で、ポップスへ移り変わる時期だと思います。

 

 

  曲名:泣かないで

 

歌手:和田弘とマヒナスターズ
コメント:1958年リリース。和田弘とマヒナスターズがデビューしたのは54年。この曲は、WIKIで「事実上のデビュー曲」と記述されていました。次々とヒット曲を飛ばした、マヒナのデビュー曲とは、興味深いです。曲のトーンは、すごく暗いです。ゲゲゲの鬼太郎のOPソングのようです。終戦13年後で、時代背景としては、活気のある時代だと思います。活気とは裏腹に、暗いトーンです。悪くはないです。曲の感想は、普通です。

 

 

  曲名:監獄ロック

 

歌手:浜村美智子
コメント:1958年リリース。浜村美智子氏は、2024年現在も存命です。歌手業がメイン、結婚後女優業をやっておられたみたいです。発表曲は約30曲。島倉千代子はたしか、100曲程度。島倉千代子ほどではないけど、けっこうたくさん歌っておられます。1957年9月にプレスリーが原曲リリース、このカヴァー曲のリリースは、1958年2月です。カヴァー曲発表まで、ハイスピードです。わずか4-5カ月。ライセンス契約して、歌手選定して、レコーディングして。動きが早い人は早い。商売が早い人は早い。曲の感想は、普通です。画像は、浜村氏が20歳のころ。80年ぐらい前です。ふつうにかわいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲名:
歌手:
コメント: