生活クラブでは、青果類について、以下の注意書きがあります。
注意書きについて、把握しておきたいと思います。

 

1.「化学合成農薬」は有機農産物のJAS規格で使用可能なものは除くものとします。
2.「化学肥料」については窒素成分のみを対象としています。
3.「環境ホルモンの疑いのある農薬」については生活クラブ自主基準で定めた物質リスト(35物質)を対象とし、展着剤も含めたものを対象としています。

 

1について

結論としては、自分の考えとしては、化学合成農薬不使用の記載がある場合、安全性が高いと考えます。

(フルーツは糖度が高く、基本的に食べないですが)

 

想定されるのが、「化学合成農薬不使用」と書いてある場合。

(単に不使用と書くのは、2024年4月からNGとなるらしいですが)

意図する内容としては、化学合成農薬不使用と書いてあっても、「JAS規格で指定されている、有機農産物に使用しても良いとされる自然系の農薬は、使っている可能性がありますよー」と言う意味だと思います。

 

2について

結論としては、自分の考えとしては、化学肥料不使用の記載がある場合、安全性が高いと考えます。

 

父の畑作業を見ていると、植え付け前に、以下のようなものを土に入れ込んでいます。

(化成肥料、石灰、鶏糞、牛糞、腐葉土)

これらの中で、生活クラブで化学肥料に該当するのは、化成肥料と思います。

 

カテゴリを分けると、

天然系は、鶏糞、牛糞、腐葉土

化学系は、化成肥料(主成分が窒素)

化学系は、石灰(主成分が炭酸カルシウム)

 

化学肥料不使用の記載がある場合、代替として、鶏糞、牛糞、腐葉土が使用されている可能性があります。

それら「天然系肥料」は、出どころが不明です。

なので、化学肥料不使用で、「天然系肥料」だけを使っている場合でも、完全に安全とは言い切れません。

 

鶏、牛が食べているものが汚染されていたり、腐葉土が汚染されているなら、安全性が下がると思います。

完全に安全なものを求めるなら、肥料不使用とか、

出どころがはっきりしている、安全性の高い鶏糞などを使用している青果を選ぶ必要があります。

でも、そこまで徹底している青果が流通しているか不明です。)

 

3について

生活クラブの自主基準が、WEB上ではみあたりませんでした。(Google検索)

環境ホルモンの疑いのある農薬、と言う記載は、カタログで見たことがありません。

なので、あまり気にしなくていいのかなと思います。