2023年5月26日

 

大阪市港区の漢方鍼灸院に、初めて通院。

約1時間半問診、漢方薬1種類処方(トウカクジョウキトウ 61番)、鍼灸施術なし。

 

拍子抜け

漢方薬を、どっさり処方されるとイメージしていた。

イメージと異なり、少し拍子抜け。

 

身体の状態

先生のお話を要約すると、以下のような内容。

腸に熱がたまりやすい。

たまった熱が、全身をめぐる。

なので、腸の熱を便で逃す。

あと、首から上の熱が、下半身に抜けにくい。

首から下への静脈の流れを良くする。

 

あくまで要約。

ほんとうは、もっと詳しい説明です。

今後、経過観察しながら、治療が進みます。

 

費用

費用は、思ったより安かった。

月3~5万円と、事前に聞いていました。

初回は、初回相談料含めて9000円弱。

多分ですが、月15000円以内に収まりそう。

 

不必要な処方はせず、正々堂々とした治療方針を感じます。

 

  5月28日

 

初めて飲んでから36時間後。

お腹がゆるくなったかんじ。

軟便になる。

 

5/28-6/5

便の回数が多い。

1日 1回から5回。

顔の赤みが、10%-20%マシになった気がします。

 

61番桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

すごい効き目です。

 

  6月6日

 

2回目受診。

14時45分自宅出発、17時過ぎ帰宅。

受診に必要な時間は、約2時間半。

 

先生からは、少し赤黒さが抜けた気がしますねと言われました。

 

61番桃核承気湯が効きすぎている。

代わりに、昼食後だけ、桂枝茯苓丸料(ケイシブクリョウガンリョウ)になりました。

他に追加されたのが、乳香(ニュウコウ)、没薬(モツヤク)

 

桃核承気湯の目的・・・便通改善

桂枝茯苓丸の目的・・・血液の流れを良くする。

乳香の目的・・・活血。血液の流れを良くする。

没薬の目的・・・瘀血の改善。血液をさらさらにする。

 

桂枝茯苓丸と乳香の違い。

はっきり分かりませんが、桂枝茯苓丸のほうが、万能的。

改善効能は、めまい、腹痛、皮膚炎とあります。

 

金額は6500円ぐらいでした。

 

  6月16日

 

通院日。

改善が見られるので、薬の変更なしで、継続となりました。

28日分処方。

 

金額は約18000円。

1ヶ月分となると高い。

所持金ギリギリだった。

 

  6月20日

 

ヨクイニンを開始。

顔にイボが5個あり。

ヨドバシで買ったヨクイニン(コタロー)の服用開始。

 

  9月22日

 

最近記録していなかった。

9月22日通院。

 

今回処方内容(28日分)

桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

滋陰降火湯(ジインコウカトウ)

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

 

前回処方内容

桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

地竜(ジリュウ)

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

 

変更点

地竜が終了、新たに滋陰降火湯を開始しました。

 

薬の作用

地竜・・・排尿作用を高めて、体内の熱を逃がす

滋陰降火湯・・・体液のねばねばを減らす。ねばねばを減らすことで、体内の熱循環を改善する。滋陰とは、津液(しんえき)を補充して、身体に潤いを与えること。津液とは体液のこと。(多分)(滋陰降火湯は、作用内容や仕組みを理解するのが難しい。)

 

薬の感想

桃核承気湯・・・圧倒的なパワー。圧倒的な便通改善。葛根湯のように、もっと認知度が広まれば良い。

桂枝茯苓丸・・・なんとなく効いていると言った感じ方です。飲み始めは、肌がきれいになったと感じました。きれいな状態をキープできていると思います。

地竜・・・排尿作用が強くなる。夜中に尿意で目覚めることが多かった。最大の目的である、「体内の熱を、尿で逃がす」については、実感がないように思います。

 

滋陰降火湯に期待すること

滋陰降火湯・・・顔の赤みが減るかどうか観察。足の血色というか、肌色が悪いので、改善されるか観察。左足の静脈瘤が改善されるか観察。(足の静脈は関係ないかもしれないけど)

 

イボ治療

ヨクイニンを飲み始めて3ヶ月。顔のイボは変化なし。半年は続けてみるか。検討中。とりあえず、手持ちのぶんを飲み切る。

 

酒さは、40%ぐらいマシになったかなと。

劇的に改善!ってことはないけど。

良かった点は、首~顔の発疹が減ったこと、顔の赤みが減ったこと、桃核承気湯と出会えたこと。

少しずつ進めていきたい。

 

  11月16日通院

 

 

先生が熱のためお休み。

ピンチヒッターの薬剤師に相談。

先生にも電話で確認。

 

処方内容

桃核承気湯(朝夕食後)

乳香・没薬・補陽還五湯(朝昼夕食後)

 

中止

桂枝茯苓丸(昼食後)

滋陰降火湯(朝昼夕食後)

 

先月よりも少し悪化した気がします。

ヨクイニンに関しては、10月下旬で中止。

4ヶ月ほど飲みました。効果なしと判断。

 

11月20日

尿量が減少。夜中に尿意で目覚めることがなくなった。

滋陰降火湯中止の影響と思う。

 

11月27日

美容外科に行こうか迷っている。

大阪天満橋の美容外科で、VビームⅡが1回22000円。

いっしょにイボの炭酸ガスレーザー照射もしてほしい。

 

漢方治療で、4-5割ぐらい酒さが改善したと思う。

全身のバランスを整えたい意図もあった。

意図通り、胸痛とひざ痛が治り、腰痛もかなり軽減した。

後頭神経痛と、鼻炎も治ってほしかったけど、効果がなかった。

 

  12月6日 漢方をやめる

 

漢方はやめようと思う。

結論としては、酒さは治らなかった。

良くなったような気もした。

でも、写真を見返すと、やっぱり変わらない。

 

無駄とは思っていない。

体の状態が良くなった。

胸痛、腰痛、ひざ痛が改善。

桃核承気湯(コタロー)との出会い。

便通への不安が消えた。

 

黙ってやめようと思う。

先生やスタッフに、いちいち説明しなくてもいいと思う。

 

漢方編完結