バリウム検査で儲ける人々(簡略説明)

 

協会けんぽから補助がでる

会社の健康診断のお金は、会社が払ってくれます。

ひとりあたり、いくらぐらいかかるのでしょうか?

 

おおまかには、以下の費用がかかります。

10000円・・・普通の医療機関(バリウム検査なし)

18000円・・・協会けんぽの紹介(バリウム検査あり)

 

「協会けんぽの紹介」は、協会けんぽから会社に対して、補助が出ます。

補助がでるので、実際の会社負担額は、以下の内容です。

 

10000円・・・普通の医療機関(バリウム検査なし)

5000円・・・協会けんぽの紹介(バリウム検査あり)

 

5000円のほうが安いです。

なので、5000円の健診を選ぶ会社が多い。

10000円と5000円どちらの検査も、労働安全衛生法を満たしている。

 

しかし問題があり、5000円の検査は、バリウム検査が抱き合わせ販売となっています。

悪く表現すれば、癒着利権構造があり、必要ないバリウム検査がもれなくついてくると言うイメージです。

 

バリウム検査と組織の結びつき

バリウム検査に関連する組織は、以下のプレイヤーが考えられます。

◯協会けんぽと医療機関

◯医療機関と製薬会社

 

協会けんぽと医療機関

健康診断実施可能な病院は、協会けんぽが定めています。

実施機関の選定基準が不透明です。

 

医療機関と製薬会社

製薬会社から見れば、大量の薬を販売することができます。

一千万人以上(推定)に販売することができます。

販売できる薬品は、バリウム剤と下剤です。

 

健康な人が対象

けんぽが取り扱う健診(生活習慣病予防健診)は、新型コロナワクチンと構造が似ています。

どこが似ているかと言うと、健康な人も含めて、全ての人が対象。パイが大きい点です。

 

新型コロナワクチンは、約8000万人が対象。

しかも、何回も「おかわり」する。

 

協会けんぽの健診は、約1000万人が対象(推定)。

毎年、「おかわり」してくれる。

 

 

問題点

◯協会けんぽの医療機関選定基準が不明

◯協会けんぽの選定病院数が少ない

◯健康保険法に違反していないか

(健康保険法で定められた目的は、「疾病、負傷若しくは死亡又は出産に関して保険給付を行い福祉の向上に寄与すること」)

◯バリウム検査の有効性

(バリウム検査は約80年前の検査技法。有効性が低いとされる意見が多い。)

◯半強制で受診

(バリウム検査が半強制となっている。勇気を出して断ったり、テクニックを使って断るなど必要。)

◯バリウム検査のデメリットが知られていない

(高いレベルの医療被爆、リーキーガットの可能性など)

◯公正なお金の動きではない

(普通の商売は、必要な商品を、必要とする人に売ることで成り立つ。バリウムの商売の場合、必要かどうか分からない商品を、必要かどうかも理解できない状態で売っている。そして代金は、保険料と国庫から支払われる。

(コロナのほうがマシかも。コロナワクチンの場合、あくまで自分で選択している。バリウム検査は、選択する余地がほとんどない。)

 

↓健診費の自己負担額