第5214篇:2024年1月「古都・松本紀行(48) | 画像ブログ『駐在員のインド漫録』

第5214篇:2024年1月「古都・松本紀行(48)

「旧開智学校」に隣接して「松本市旧司祭館」という西洋館が建っていたので見学。フランス人の司祭(神父)、クレマン氏により1889年(明治22年)、カトリック松本教会の宣教師用住居として建造されたもの。特筆されるべきは、ギュスターヴ・セスラン神父が1901年(明治34年)から27年の歳月を費やして、日本最初の『日仏辞典』編纂をこの住居で完成させたことです。因みに日本最初の和英辞典」を編纂したのはヘボン博士で、『和英語林集成』を1867年(慶応3年)に出版。ヘボン博士はプロテスタント教会宣教師・医師として1859年に来日しています。(続)

 

「松本市旧司祭館」

 

カトリック松本教会の宣教師用住居として建造