第4365篇:インドの世界遺産「サンチーの仏教建築物群」(6) | 画像ブログ『駐在員のインド漫録』

第4365篇:インドの世界遺産「サンチーの仏教建築物群」(6)

「マウリヤ朝(紀元前322年‐紀元前185年)」最盛期を築いた第3代アショカ王(紀元前304年生‐紀元前232年没)は紀元前260年頃、年齢にして44歳の頃、仏教に改宗。その契機は「カリンガ戦争(カリンガ国を征服する為の戦)」でカリンガ国民10万人、マウリヤ朝軍1万人の犠牲者が出たことに嘆き深く後悔します。以後、征服戦争には消極的になり「ダルマ(法)」による政治の実現を目指すようになります。(続)


「サンチー」の仏塔

 

門塔の精緻な彫刻