第417篇:北インド・黄金三角地帯の旅「ジャイプール」(11) | 画像ブログ『駐在員のインド漫録』

第417篇:北インド・黄金三角地帯の旅「ジャイプール」(11)

砂漠の国・ラジャスタンは、ラジプート族の土地という意味です。インドを支配していたイスラム王朝のムガル帝国と勇敢に戦ったヒンドゥー戦士として、誇り高い人々の国でもあります。


そのラジャスタンの最大都市、ジャープールは武王・サワイ・ジャイ・シン2世が建立。マハラジャ・シンは天文学にも造詣が深く、インドにジャンタル・マンタル(Jantar Mantar、天文台)を5ケ所、建造しました。


デリー(1724年)、ジャイプール(1728年)、ウッジャイン(1734年)、ヴァラナッシ(1737年)、マトゥラー(1738年)の5ケ所です。マトゥラーはアグラまで50Kmほどの位置にあって、ヒンドウー教3大神のひとりであるヴィシュヌ神の化身であるクリシュナ神の生誕の地として有名なところですが、この地に造られた天文台は現存しません。マハラジャ・シンが建造した天文台のうち、ジャイプールのそれが最大規模なのだそうです。(続)








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ジャイプールにある、1728年建造のジャンタル・マンタル(天文台)。







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ナリ・ヴァラヤ・ヤントラ。太陽が北半球か南半球のどの位置にあるかを測定する観測儀。









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ヤントラ・ラージ。高度を測定し、そこからの時刻や天体の位置、星の動き等を観測。








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