第415篇:北インド・黄金三角地帯の旅「ジャイプール」(9) | 画像ブログ『駐在員のインド漫録』

第415篇:北インド・黄金三角地帯の旅「ジャイプール」(9)

インドでヘビ使いを見つけると、私は彼らにヘビ(ほとんどがコブラ)踊りを見せて貰います。多くの場合、見せ賃として20ルピー(約40円)を払います。もっと高額を要求してくる場合も少なくありませんが、20ルピーを支払い、私は無視してその場を去ります。ヘビ使いは、ヘビを置き去りにして追いかけてくることができないということを私は学んでいます。


ヘビには外耳と中耳がなく、内耳で振動を感じとる程度だそうで、ヘビ使いが吹く笛の音は聞こえないといいます。更に、ヘビは目もよく見えないそうで、ヘビ使いが笛を吹いてあやすその動きも、見えていないのだそうです。


一方では、ヘビの体温感知能力は天才的で、自身の周囲に近づいて来る獲物の体温を鋭く感知して、距離等も掴むことができるとの話です。ヘビ使いのコブラの毒牙は抜かれているといいます。こういったことを知りながらも、コブラの鎌首を上げる動きは、私にはエキサイティングです。沢山の子供たちが集まってきたので、ヘビ使いに20ルピーを渡して、宮殿の外に駐車してある車まで、戻りました。(続)









「駐在員のインド漫録」-JP43

ヘビは、ヘビ使いが吹く笛の音は聞こえないという。






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ヘビは自身に対峙する周囲の温度変化を感知する能力は天才的だという。







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ヘビは、ヘビ使いが吹く笛の様子もよく見えないという。






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