現在でもトップチームとしてF1界で活躍する
レッドブル・チームのジュニアドライバーだった一人に
スペイン人の「ハイメ・アルグエルスアリ」がいます。
苗字がなかなか長いですね(笑)
F1デビュー時は弱冠19歳の若者。
今から9年前の2009年のことでした。
当時、レッドブルの姉妹チーム「トロロッソ」(2018年は
ホンダエンジンを積んでいます)に所属していた
セバスチャン・ボーデが成績不振で解雇されたことで
レギュラードライバーに昇格です。
初戦のハンガリーGPは15位完走でした。
ちなみに19歳125日でのデビューは当時の
歴代最年少デビューでした。
そして、2010年もトロロッソ残留。
第3戦のマレーシアGPで初入賞
(こちらは歴代2位の年少記録)
シーズン通しては3回の入賞で5ポイント獲得。
2011年も同じくトロロッソに残留し、
19戦中7戦で入賞!26ポイントをゲット!
これは当時のチームメイト セバスチャン・ブエミとも
それほど遜色ないものでしたが、チーム内の基準を
満たさなかったのか、契約更新ならず・・・。
2012年以降はF1のオフィシャルタイヤピレリの
開発ドライバーを担当したり、2014年以降は
電気のフォーミュラーカーであるフォーミュラーEに
参戦。
しかし、2015年のロシア・モスクワGPで体調不良を
おこし、精密検査を受け異常はなかったものの、
気力がなくなりドライバーを引退しました。
20代半ばでドライバーまで引退するケースは
とても珍しいです。
その後は音楽好きもありDJにチャレンジしているそうです。
気力がなくなってしまっては続けるのは難しかったと思いますが、
トロロッソを離れる時に上位チームに行けていれば、
人生も変わっていたのかもしれません。
巡り合わせとは不思議なものだなと思います。
そんなアルグエルスアリもまだ28歳。
やれることはたくさんある!
是非、新たな話題を期待したいですね!