第五回BGあそびば
2015年3月21日(土)祝日
13:00~17:00
場所 板橋区上板橋七軒家公園集会所2階
東京都板橋区上板橋2-38-3
無事終了しました。
参加して頂いた方々ありがとうございました。
小学生12名
高校生1名
大人5名
合計18名の参加でした。
今回は大人、少なめで、やや大変だったかなという感じ。
当ゲーム会では子どもだけの卓というのは作りたくないんですね。
好き勝手なルールで遊んでしまう子を子どもだけで自治するのは難しいという事と
大人と子どもが一緒に遊ぶ環境を作り続けていきたいという所があります。
なので今後、大人の参加者をもっと募っていこうと考えています。
さてそれでは、恒例の今回遊んだゲームを見ていきましょう。
「ミスターダイヤモンド」
土台から浮いているダイヤを当てる記憶と目視のゲーム
今回のオープニングゲームはこちら。
なんだかギミックがあって、パッと見で興味を引くナイスゲーム。
写真中央、黒い土台がありまして
その上にダイヤが乗っています。
このうち1/4は土台に固定されています。
土台から浮いているダイヤを取りましょうってゲーム。
わかるか、わからないかで言えばまあ、わかりません。
横から見てもギリギリわからないように作ってありますね。
固定されたダイヤをつかんでスカッと空振りした時のチクショー感が素敵。
失敗した人をゲラゲラ笑った直後に
自分も失敗して笑われる。
俺は取れるぜと威張ってからの、失敗がいいんです。
緊張と緩和を共有できるツカミゲームとして今後も活躍してくれるでしょう。
発売は1993年。
遊んでいる子たちはまだ全然産まれてない時期です。
感慨深いものがあるね。
「ぴっぐテン」
サックと遊べるライトカードゲーム
今回、このゲームを遊ぶためだけに来た子がいました。
前回遊んで楽しかったらしく、早く遊ばせろとせっつかれましたw
ルールも完全に憶えていて
ルール説明でまごついたら、フォローしてくれました。
すげーぜ。
小2にフォローされる俺って一体…
ゲーム自体はやや運要素が高く
パーッと遊ぶのに向いていますね。
当ゲーム会は基本的に軽いゲームが多いです。
小学生低学年も多いのであまり時間のかかるものは立てづらいんですね。
小学生高学年には1時間級のゲームをメインディッシュとして一個用意して
それに向かって軽いゲームを組み立てていくというスタイルに落ち着いてきましたね。
低学年は軽ゲーオンパレードです。
まあ今後飽きてくるようでしたら、別のパターンを考えていくと思いますが、
今のところこれがベストな流れであるように感じます。
「ドブル」
図形認識、反射系ゲーム
毎回出しているので、書くこともないんですが、
書くことがなくなってから勝負です。
たぶん。
子どもたちも飽きてきたかなと思っても
意外と楽しんでる感じはあります。
「えー、またそれかよ」って顔はしないですね。
定番になってくると
リベンジ欲ってのが出てくるのかもしれません。
今日は負けないとか
そういう雰囲気ではあります。
特にこのゲームは身体能力的なところで勝負欲を熱くさせますからね。
本能に訴えてくるのがあります。
「ニムト」
列の6枚目を出さないようにマネージメント&読みのゲーム
非常にゲーム説明が難しいゲームです。
簡単に言えば6枚目を出さにないようにする。
それだけのゲームなんですが
カード処理の説明がしづらいんですよね。
1ゲームやれば、理解できるんですが、
1回目はただもう「ふーん」って感じで見てますね。
このゲーム今まで持ってきてはいたんですが、僕がうまく説明する自信がなかったので出してなかったんですね。
今回は大学生のY君が持参のニムトで説明し始めたので、ん?やべーかなと危機感はありました。
小2の子もいたので、遊べるかどうかギリギリかなと。
まあ結果は思い過ごしで
かなり楽しそうに遊んでいましたね。
最初の方は「ちょっと、よくわかねーんだけど」オーラは出ていましたが
そこを押して遊べるところまで我慢&理解へ持っていったY君はすごいです。
今まで難しいかなと思って出していなかったゲームも
説明を工夫してやってみようかなと思いましたね。
ありがとうY君。
「ブロックス」
図形ブロックを使った陣取りゲーム
僕が持ってるのはちょっと古いバージョンで
ブロックの形がべっこう飴チックな奴です。ただ箱、超でかいです。
今売ってるバージョンはブロックがタコの吸盤みたいになってます。
箱もちょっと小さくなって持ち運びが便利ですが、まあ好みがありますよね。
先日ここで遊んだ方が気に入ってアマゾンで注文したら
今のバージョンが送られてきまして
「えー、これじゃない」と嘆いていました。
まあでも現行バージョンは箱がコンパクトになったという利点もあり、どっちも良い物です。
購入の際はお気を付けを。
で、このゲームですが、当ゲーム会では稼働率がすこぶる高いです。
子どもたちが気に入ってるというのもモチロンありますが、
ルールが簡単というのが大きいです。
一回遊んだ大人ならばルール説明を頼めてしまえる。
これは助かる。
ルール説明の大人の手が足りない時というのがよくあるのですが、
このゲームなら卓をお願いしやすいってのは、ぶっちゃけあります。
本来ならスタッフを多くして、より充実した環境を作るべき的な反省点ではありますし
今後、そういう所を直していこうとは思いますが、
ブロックス、ゲーム会運営にとって神ゲームです。
説明の簡単なゲームは往々にして軽いゲームなのですが
これはしっかりした充実感をくれるんですよね。
ちょっとラインナップから外せないっすね。
「カルカソンヌ」
タイルを引いて地図を作り、陣取りするドイツゲームの王道
ドイツボードゲームといえばこれ。
名作カルカソンヌです。
見た目がとにかく楽しい。
タイルに描かれた絵をつなげて地図を作る。
もうこれだけでもワクワク。
そこに描かれた城などを自分のものにするために取り合いをする。
ゲームが終わったころには一枚の地図が出来ているという
少年ごころをくすぐリズムですよ。
ただこのゲーム一部ルールが非常にわかりづらい。
平原を自分のものするルールがどうしても伝わりにくいんですね。
なので
このゲームも
「持ってきてはいるけど遊んでなかった」シリーズです。
今回気づいたらY君がゲーム説明してました。
頼もしすぎるぞY君。
プレイ状況はちゃんと見ていなかったのですが
楽しんでいた感じは伝わってきました。
これも遊べるのなら、定番として稼働していこうかな。
1時間クラスが今のところ
チケットトゥライドだけなので、飽きないようにローテーションしたいですね。
「チーキーモンキー」
戦略的チキンレースゲーム
くじ引きのように、袋からチップを抜く
どんどん抜いて同じチップが出ちゃったらドボン。
それまで引いたチップはボッシュート。
基本そんな感じ。
まあこれにいくつかのルールがついて戦略的になっております。
戦略的坊主めくりであります。
このゲーム簡単で面白いゲームなんですが
それにもまして食いついていたのはチップの出来です。
非常にちょうど良い重さ、手触りのチップで
ついつい触ってしまいたくなる魔性のアイテムです。
もらったチップは積み上げて
みんなに見えるようにしなくてはいけないのですが
もうどうしても無意識に触ってしまい、周りの人に見えなくしてしまう。
大人でもナデナデしたいので
小学生などはイチコロです。
何度も
「触らないで、見せるようにして」と言っても
「ああ、うん」
二秒後にはサワサワ。
マジで魔性のチップです。
今度はその状況を動画にとっておこうかな。
その魔性っぷりをお伝えしたいです。
ちなみこのゲーム僕が持ってるのは古いバージョンです。
現行のアークライト版はチップがもっと軽いものに変更されています。
なんですが、その分、袋がサルのヌイグルミに進化してます。
どっちも魅力的になっております。
ご購入の際はお気を付けを。
「お邪魔もの」
自分の正体を隠し、宝を取り合うダマシ系ゲーム
お邪魔もの
このフレーズ、よく出来ています。
何故か、
小学生男子の食いつきが凄いんですよ。
僕はいつも全部のタイトルがしっかり見えるようにカードゲームを詰めているんですね。
周りの子にも見えるように。
で、どれで遊ぼうかと選んでると、男子は必ずこの「お邪魔もの」って何?ってやりたそうに聞いてきます。
「人の邪魔をして困らせたい」
小学生男子のこの隙あらばイタズラしたい。
サザエさんのカツオ的メンタルにジャストフィットな訳ですよ。
「ダマす」「邪魔する」なんて本来なら、推奨しない行為なんだけど
ゲームなら演じることで楽しみに変えられる。
抑えたものを開放するってのもこういう時にしか出来ないのかもしれません。
話は少し変わるんだけど
小学生と段ボール工作する事が何度かあったんですが、
結構な割合で
創作よりも破壊を楽しみます。
みんなで作った段ボールの遊具を
「これいつ壊すの?壊したい」
って発言は珍しくないです。
ケースバイケースですが、遊び終わった時は盛大に壊すってこともします。
何でケースバイケースかっていうと
その時々の目的があり
創作が目的の時は、やらない。
そのかわり開放が目的の時は壊す。
そういう感じです。
子どもたちが食いつくからと言って、こちらの狙いから逸れるようなら、それはしない。
そういうスタンスです。
この「お邪魔もの」を思うに
食いつきやすいテーマではあるわけで
スタート地点としてはカツオ的いたずらと、破壊的な部分かもしれませんので
ロールプレイとしてゲームを楽しむスタンスに引き寄せる意識って必要かなとも思いました。
「ズーロレット」
自分だけの完成された動物園を作るマネジメントゲーム
はい、当ゲーム会で一番ルール説明の多いゲーム登場です。
ここに遊びに来る子たちもゲーム慣れしてきましたし、そろそろ良いかなと。
動物のチップを取っていき動物園を作るゲームなのですが
メインとなるシステム以外に
コインを使ったアクションが加わるんですね。
アクションを使えば動物を交換したり移動したり捨てたりできるようになります。
こういった「アクションを使う」という構造のゲームは今まで出してきてなかったのです。
まあちょっとルール過保護にやってきた感はありますが
出来るだけ多く理解して「楽しかった」をつくろうとの狙いがありましたので、仕方なし。
今回は満を持してサマリーも用意して気合い入れて出してみたのですが
まあ
ルール説明にまごつき、やや消化不良だったかもしれません。
最後までアクションについての質問は続きました。
そこが今回の肝であり
理解しないと面白くないポイントでもあったので、ちょっと後悔。
ただ基本システムを話した後
アクションの説明をしたのですが
その時には「もう前の説明忘れちゃった」発言があったので
いかにコンパクトに印象付けるように説明するのが問われているなと感じた次第です。
がんばります。
ゲーム自体は楽しんでいたので、良かったです。
「チケットトゥライド」
小学生受けNO.1ボードゲーム
ボードを使った戦略的なゲームですが
ルールも少なく充実度も高いので小学生に絶大な人気があります。
「電車ゲーム」の愛称で親しまれています。
まあゲーム説明や魅力は以前のレポートを見ていただくとして
今回のゲームの様子でも書きます。
男子小学5年生4人です。
落ち着きないですw
というかリアクションが大きくて面白かったですね。
一手番終わるごとに
ウォーとかイエーとか言って飛び回り
悔しいと頭を抱えて転げまわり
ちょっとの時間でもあればお笑い芸人の真似をする。
THE小学生男子という感じで
最近男子の固まりを相手してなかったので忘れてましたが
ああ、こういう怒涛感だったよねと感慨深かったです。
細かく落ち着かないんですが
ゲーム自体には没頭しているんですよね。
リアクションが大きいだけで。
全身で楽しんでるようで、こちらも楽しかったです。
満腹です。
「ウボンゴ」
リアルタイム声だしパズル
お馴染みの隙間埋めパズルです。
パズルが解けた時は
「ウボンゴ!」
と声を出すのが一番のポイントw
で、今回初めての子が「ウボンゴ」言うのが恥ずかしかったのが
チョイ小さめの声だったんだけど
それを見た周りの友達が
「それじゃだめだよ。もっと大きく!」
とスパルタンに盛り上げ
最後は「ウボンゴ」の大合唱でした。
声の小さかった子も
「ちょー気持ちいい、学校でも言いたい」
などと言い始めておりました。
良いのかこれでw
まあいいか。
最後は恒例の
「集団遊びです」
今回は
集合ゲームで始めました。
言われたグループに分かれて、すぐに座るゲームです。
例えば血液型で集まってとか
何月生まれで集まれとか
長男、次男、一人っ子で集まれとかね。
今回は集まった後にそのグループで良かったこと残念だったことなど発表。
「長女で良かったのは、弟を手下に使える」とか
「一人っ子は何でも許されるとか」
なかなかストレートな回答で良かったです。
特に気に入ったのは
血液型B型グループの女の子にB型の残念なところは?と聞いたら
「そんなものは無い」
と即答され
お見事であり、平伏しました。
その後
「ビー玉ころがし協力ゲーム」
を遊び終了しました。
今回は
今まで出していなかったゲームを積極的に出していこうというのがありましたが、
課題クリアーといったところでしょうか。
まあ反省点も色々ありましたが
ぼちぼちやっていこうと思います。
そんな感じで次回のお知らせ
第六回BGあそびば
2015年4月29日(水)祝日
13:00~17:00
場所 板橋区上板橋七軒家公園集会所1階
東京都板橋区上板橋2-38-3
13:00-17:00
参加費 無料
参加希望者は下記メールにてご連絡ください。
その時に当ブログトップの趣旨をお読みいただければ幸いです。
携帯、スマホでご覧の方は、「ブログ情報」のメッセージボードをご覧ください。
bgkyuuden@gmail.com
よろしくお願いします。