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ボードゲーム宮殿

地域活動系ボードゲーム会(板橋区・練馬区)

第16回BGあそびばの様子





2016年4月23日(土)
13:00~17:00
板橋区上板橋七軒家公園集会所2階
    
大人6名
小学生7名
中学生4名
合計17名の参加となりました。


それでは遊んだゲームを幾つか紹介します。

コロレット



実は僕が一番好きなカードゲームです。
ただねえ、ちょと地味なんですよね。
ゲーム中ワーッと盛り上がるタイプじゃないんですよ。
小学生には受けないかもという事で今まで出してなかったんですが、とりあえず遊んでみました。

ゲーム内容
カードの列を作るか、その列を取るか、ゲーム中やることはそれだけ。
ゲームの肝となるのは、自分だけが美味しくて他の人は美味しくない列を作る事。
ただ全員がそう考えてるのでだいたい誰にとっても中途半端に美味しくない状況になります。

個人的にはキレッキレのゲームだと思ってます。
ゲーム要素を削って削って削りまくって本当にコアの部分でまとめ上げた
美しいルールです。
創作において削り派と盛り派がいるわけですが、圧倒的に削り派の方がセンスを問われると言われています。
削り過ぎると味や面白さまで失うことが多いですから。
このゲームの作者シャハト先生は毎回ギリギリまで削りこんでくる素晴らしい作家です。
たまに削り過ぎる事もありますけどね。

子ども達の反応
自分だけが得をするには、周りの人の状況をしっかり把握することが重要なんですが
その部分についてはクリアーしてました。
問題はそういったやりとりを面白いと思えるかどうか?
ひそかに一人「してやったり」と思うのが面白いかどうか?

その辺についてはまあボチボチといったところでしたね。
つまんなくは無かったよー的な雰囲気でした。
予想通り。
小学生にはもう少し盛り上がりポイントが明確な方が熱くなれるようですね。

このゲームが炸裂するのは高校の放課後とかで駄弁る時かなって思います。
脳が疲れないんですよねこのゲーム。
だらだら続けるのに最高。
男子校の帰宅部グループにあったら死ぬ程ループするんじゃないかな。

アルハンブラ




今日のメインディッシュ。
毎回60分クラスのゲームは1つやっておきたいと思っています。
しっかり遊んだって気になりますからね。

ゲーム内容
自分だけのアルハンブラ宮殿を作り出来を競うゲーム。
タイルを買い、上手いこと配置する系のゲームです。
買いもの要素と、パズル要素があり女子受けするゲームでもあります。

このゲームの良い所は、あんまり邪魔されないって所。
他の人との干渉が少ないと言えばそうなんだけど、箱庭系って自分のに没頭したいじゃないですか。
このゲームは泥団子作ってる気分で、邪魔されず集中できるわけですよ。
そういうところがとても好き。

子ども達の反応

小6と中1で遊んだのでルール的にはしっかり呑み込めてプレイできましたね。
ただ戦略を考えて楽しむには2回目が必要かな?
まあその辺は大人も一緒ですけど。

60分級のゲームが好きな子には大好評でした。
小6女子には「面倒くさい」と一蹴されましたが、まあ楽しんでた感じです。

ルールの中に、「ぴったりのお金で買い物ができるともう一回アクション」のオマケがあるんですが、
みんなそれを狙いまくってましたね。
勿論勝ちにつながるという事もあるんですが、それ以上にそのオマケ感が欲しくてやってるという気もしました。
あとはやっぱり配置パズルはみんな好きですね。
自分だけの箱庭スペースなので思い入れが自然と出てきて真剣な感じでしたね。
終わった後の、「俺の庭どうよ?」感はみんな醸していました。

その他のゲーム
コメントは短めで行きます。


ウボンゴ
脳トレパズル。
小学生女子はみんなこのゲーム好きですね。
解けた時にアドレナリンが出ます。



ニワトリのしっぽ
神経衰弱でレース。
記憶系なので好き嫌いがありますが、ルールが単純なので時間調整にぴったり。
まあ子ども達が「大人に勝てるゲーム」なので人気あります。



犯人は踊る
犯人捜しゲーム。
小学生低学年男子には絶大な人気を誇ります。
異常なほどです。
「犯人は踊るやる!犯人は踊るやる!」と連呼します。



コンセプト
図形をヒントにお題当てクイズ。
図形や絵によって相手に伝えるゲームなんですが、
表現方法が狭いので、いかにありもので料理作るか的な工夫が求められます。
小学生の出すヒントは結構異次元なので面白いです。

全体あそび





毎回、最後の1時間は全体あそびをします。
ボードゲームで頭を使った後は、少し体を使って、異年齢で全体遊びをします。

今回は「チーム対抗ビー玉送りゲーム」です。

ビー玉を落とさないようにトレーを使ってゴールまで繋ぎます。

お互い作戦を練りスタート。
うまくいったり、いかなかったり
その度にどうすればいいか話し合いゴールを目指します。
こういう遊びはグッと距離が近づき仲良くなれますね。

今回はこんな感じでした。

次回は6月12日(日)です。
ゲーム会レポートは少しさかのぼってボチボチ更新します。
それでは。
第六回BGあそびば

2015年4月29日(水)祝日
13:00~17:00

場所 板橋区上板橋七軒家公園集会所1階
    東京都板橋区上板橋2-38-3

13:00-17:00

無事終了しました。

大人10人、小学生14人、合計24人の参加となりました。

レポートが遅くなりましてすいません。

前回の経験から、今回は大人の参加者を増やしていきたいと思い
知り合いの方に強くお誘いしていきました。
おかげさまで何人もの大人の方に参加して頂きました。
ありがとうございます。

そんな感じで万全の態勢で臨んだのですが
開始時に子どもの参加者が2名という事であれれ?
まあそんな時もあるからと、のんびりスタートとなりました。

しばらくは、少人数ゲーム会だったので
あー、今回はまったりで終わるんだろうと思い
普段なら絶対にゲームに入って遊んだりしないんですが
うかつにもズーロレットの卓に、ルール説明からの流れで入ってしまいまして
ゲーム終盤盛り上がってきたところで
どーっと小学生の固まりが参加
あれよあれよと大忙しとなりまして、まああれです
油断大敵ですね。
嬉しい悲鳴ですが。

それと今回は全体遊びに「ウミガメのスープ」というクイズゲームを用意しました。
こちらはチーム戦にして、相談しながら遊ぶというやり方でコミュニケーションを活用した遊びにしてみました。
詳しくは後半のレポートで記しますが、なかなかに盛り上がりました。

それでは今回のゲームの様子を個別にレポートしていきたいと思います。




「いかさまゴキブリ」
見つからずにいかさまができるかどうかが試されるトリッキーなゲーム

基本的にはUNO的な手持ちのカードを出していくゲームなのですが
ここに「いかさまをして良い」という、とんでもないルールがぶっこまれています。
カードを隠したり
カードを重ねて出したり
隙をついてやりたい放題です。
だからといって、好き放題できるってわけではなくて
監視者にいかさまが見つかってしまうと重い罰則があります。
いかに監視を潜り抜けて悪さをするかが試されるわけです。

このゲームのルールを聞いた子どもたちは
空いた口がふさがらないといった表情でした。
まあ子どもだけでなく大人も口アングリでしたけどね。

ほとんどのゲームはゲームの盤上やカードのやりとりの枠内で行われるものですが
たまにこういったイレギュラーな発想のゲームが出てきますね。
デジタルなゲームに変換できないアイデアです。

また、このイカサマをするという、ちょっとした悪事をする背徳感は魅力です。
前回のレポートでも書きましたが
それだけで引っ張ってしまうのは怖いのですが
ロールプレイの一つとして普段できないことをやりきってしまう解放感は楽しいです。

今後も一風変わったゲームとして遊んでいきたいですね。



「ミスターダイアモンド」
視覚と記憶の度胸ゲーム

土台にくっついているのか、いないのか見極めて取る度胸ゲーム

小学生低学年ではかなり受けるゲームです。
わかりやすいルールと
わかりやすいビジュアル
そしてこの「おもちゃ」感。
食いつかない訳がないです。

毎回思うのが、くっついてるダイヤの配置がいやらしいって事。
絶妙なんですよねコレ。
均等に配置されてるわけじゃなく、固まりがあったり、微妙な距離感だったりで、記憶しにくい。
傍で見てると、何度も同じところをつまんで失敗してるのをよく見ます。
あれを見ちゃうと、脳の癖みたいのがあって
それを相当数試して、配置したんだろうなって思っちゃいますね。

ゲーム終わった後にくっついてるダイヤの配置をみんなに見せると
「ああ、やらしいねえコレ」って溜息ですよ。

今回も子どもたちが何回も遊んでいました。
他の卓で遊んでいるのを見ると、どうしてもやりたくなるらしいです。
まあ見た目が全てなゲームなのでその気持ちもわかります。

子ども達が配置を完全記憶するまではまだまだ出番があるかなって感じです。



「ブロックス」
ブロックを使った図形陣取りゲーム

当ゲーム会の定番として不動のゲームです。
もうほとんど書くことはないんですけどね。

まあ、あえて書くならば
初めてでもセンスで勝ちに行けるってのがすごいゲームですね。
このゲームのように完全公開情報ゲームというのは、
たいていの場合、経験の差が大きく出ます。
なんですけども、このゲームの場合
そんなに経験の差が出ないというか
まあセオリーとかあるにはあるんですが
状況とセンスで切り込める余地が多分にある感じです。

初めてでも勝てる。
経験者でも手を抜かないで良い。

それって結構、子どもたちが「安心」して遊べる条件なんじゃないかなと思います。
常に遊ばれている理由ってそういう所なのかもしれません。

あと法則として
経験者の子どもが、得意げにルール説明すると、その子はボロ負けするってのがあります。
慢心なんでしょうな。




「ワニに乗る?」

可愛い積み木を使ったバランスゲーム

まあ安定ですよね。
初めての子に勧めやすいゲームです。
見たまんまなバランスゲームなので深さも何もないんですが
初めてのみならず、結構ボードゲームを遊んでる子も
誘われれば遊んでたりします。

慣れてくると色々と新しい乗せ方も思いつくようです。
乗せるときに、軸を少しずらして乗せるとか
90度角度を変えて乗せようとしたり、いろいろ編み出します。
ルール内で遊んでいますが、より意地悪な乗せ方を考えてきますね。
毎回、彼らの新しい「悪意ある」乗せ方を見て勉強してます。
あと表情が良いんですよね。
してやったり顔がね。




「ズーロレット」

動物園マネジメントゲーム

前回から、どうしてもコレやりたかった子がいて
早くやろう早くやろうと、せがまれました。

当ゲーム会では毎回軽いゲームから始めて、だんだんと時間のかかるゲームに移行していくのですが
毎回来てる子には、そういうウォーミングアップはいらないのかもと思い始めました。
1時間級のガッツリしたゲームが遊びたいなら初めから出していこうかなと。
チケットトゥライド、ズーロレット、カルカソンヌ、アルハンブラ
このあたりをガッツリと遊ぶのも充実感があって良いんですよね。
その時の参加者にもよるのでケースバイケースではありますが
メンツが同じにならないようにシャッフルしながら、やっていこうかなと思います。

で、ズーロレットですが。
当ゲーム会では一番ルールの多いゲームです。
まあ多いとは言っても1時間級のゲーム。
小学校5、6年生くらいにちょうどいい感じではあります。
このあたりのゲームからマネージメント要素が大きくなり
長期的な視点でゲームをコントロールする感覚が重要になってきます。
充実感がドッと増えていきますね。

この辺を遊んでくるとボードゲームの沼にズッとはまっていくんですね。

今回遊んだ子たちも、かなり充実した表情をしていました。
ゲームが終わった後も
「あそこでこうしていれば」とか「最後の選択が」とか
唸りながら、感想戦を行っていました。

人がゲーム沼にはまっていく瞬間をリアルタイムで見るのは良いものですね。




「にわとりのしっぽ」

記憶力をでレースする40代にはきついゲーム

このゲームが遊ばれていたのはゲーム会後半くらいで
子ども達が一気になだれ込んだ時間帯です。
小学校低学年の子も多く来たので
この「にわとりのしっぽ」や「ワニに乗る」、「ぴっぐテン」「ドブル」
などが多く遊ばれていました。

この辺の低学年にもばっちり遊べるゲームを用意していて本当に良かったなと思います。
特にこの4つのゲームは無理なく遊べるルール量で
必ず遊びきれます。

「遊びきる」って結構、大切なことです。

ルールが多いとちょっとモヤっとしたまま終わってしまうこともあります。
理解が追い付かないと
遊びきることができないんですよね。
ルールを掌握して、駆け引きや、戦略を立てられて、ようやく楽しさが満ちてくる。
やりきった感ってとても大事。

ちょっと背伸びをすればいくつも遊べるゲームはありますが、
出来る限り、低学年には遊びきれるゲームを多く遊んで
満足してから次のステップへ行けたらと考えてます。

先ほどの4つのゲームは
非常に面白い低学年向けゲームなので強くお勧めです。




「ウボンゴ」

隙間に図形を埋めるパズルゲーム

写真はウボンゴなんですが、
ここではちょっとドブルの話を書きますね。
ウボンゴはクリアした時ウボンゴって叫ぶのがメイン。
以上

さてドブルはリアルタイム図形かるたです。
早い者勝ちのアクションゲームですね。

で、そのドブルで今回遊んだ時の話です。

今回、初めての友達を連れてきた子がいたんですが
その子達がなかなかフリーダムな子達でした。
ルール説明は聞かない
ふざける
大声をだす。
ゲームが成立しにくい状況でした。

そこでドブルです。
ルール説明は勢いで乗り切りすぐにスタートです。

リアルタイムの競争ゲームなので考える暇はないです。
すぐにふざける子たちも負けるのは嫌いです
集中しないと負けます。

次から次に進めていきます。
ちょっとでも余暇があるとワチャワチャとするので
ハイハイハイとテンポよくすすめました。
そんな感じで、勢いに押されて遊びきることが出来ました。

ゲームは面白いものです。
ルールを守りその中で力を尽くすからこそ面白さは大きくなります。

そしてあそびには段階があり
スキンシップや無秩序なコミュニケーションが面白い所から
一緒に何かをやったり、作ったりする段階に上がっていくと思います。

一度その段階を経験すれば
無秩序なあそびの状況には物足りなさを感じると思います。

今回はチカラワザで押し切って遊びに引っ張り込みましたが
そこでゲームの面白さを体感してもらえたと感じました。

その後は結構落ち着いて他のゲームも遊べたので
こういった「卓を囲んだ遊び」の経験になったのではないかと思います。

何が言いたいかというと
「ドブル」すごいなと。
そんな感じです。



最後に全体遊びです。

「ウミガメのスープ」というクイズの本があります。
これは平行思考クイズというもので
問題の出題者と、回答者との間で話をして
真相にたどり着くというゲームです。

問題に対して質問できるのですが
回答はイエス、ノー、関係ありませんの3つしか言えません。

上手い質問には、それは良い質問ですねといいます。

問題は、基本的に質問ありきです。
質問のやり取りを行わないと何がなんだかわからない状況ばかりです。

この出題者とのやり取りが面白いゲームです。


今回は全体遊びにするのに少しルールを加えました。
グループ対抗ゲームにしたのです。
各グループで話し合って
質問や回答を考えます。

なかなかに盛り上がりました。

話し合うことで、出題に対する理解が深まり
一人では絶対に出てこないアイデアが生まれて
真相に向かって突き進むのです。

結構難しい問題も多いのですが
グループで話し合うと
かなりの正解率になりました。

凄いですね。
これは本当に感心しました。

僕は出題にあたり一通り読んで考えてましたが
まあ正解にたどり着けるのは半分もなかったです。
三人寄れば文殊なんだなと。

さて今回のゲーム会レポートは以上です。
遅くなりましてすいません。

次回は6月7日になります。
よろしくお願いします。
第五回BGあそびば

2015年3月21日(土)祝日
13:00~17:00

場所 板橋区上板橋七軒家公園集会所2階
    東京都板橋区上板橋2-38-3


無事終了しました。

参加して頂いた方々ありがとうございました。
小学生12名
高校生1名
大人5名
合計18名の参加でした。

今回は大人、少なめで、やや大変だったかなという感じ。

当ゲーム会では子どもだけの卓というのは作りたくないんですね。
好き勝手なルールで遊んでしまう子を子どもだけで自治するのは難しいという事と
大人と子どもが一緒に遊ぶ環境を作り続けていきたいという所があります。
なので今後、大人の参加者をもっと募っていこうと考えています。


さてそれでは、恒例の今回遊んだゲームを見ていきましょう。


「ミスターダイヤモンド」
土台から浮いているダイヤを当てる記憶と目視のゲーム

今回のオープニングゲームはこちら。
なんだかギミックがあって、パッと見で興味を引くナイスゲーム。

写真中央、黒い土台がありまして
その上にダイヤが乗っています。
このうち1/4は土台に固定されています。
土台から浮いているダイヤを取りましょうってゲーム。

わかるか、わからないかで言えばまあ、わかりません。
横から見てもギリギリわからないように作ってありますね。

固定されたダイヤをつかんでスカッと空振りした時のチクショー感が素敵。
失敗した人をゲラゲラ笑った直後に
自分も失敗して笑われる。

俺は取れるぜと威張ってからの、失敗がいいんです。

緊張と緩和を共有できるツカミゲームとして今後も活躍してくれるでしょう。

発売は1993年。
遊んでいる子たちはまだ全然産まれてない時期です。
感慨深いものがあるね。




「ぴっぐテン」
サックと遊べるライトカードゲーム

今回、このゲームを遊ぶためだけに来た子がいました。
前回遊んで楽しかったらしく、早く遊ばせろとせっつかれましたw
ルールも完全に憶えていて
ルール説明でまごついたら、フォローしてくれました。
すげーぜ。
小2にフォローされる俺って一体…

ゲーム自体はやや運要素が高く
パーッと遊ぶのに向いていますね。

当ゲーム会は基本的に軽いゲームが多いです。
小学生低学年も多いのであまり時間のかかるものは立てづらいんですね。

小学生高学年には1時間級のゲームをメインディッシュとして一個用意して
それに向かって軽いゲームを組み立てていくというスタイルに落ち着いてきましたね。
低学年は軽ゲーオンパレードです。
まあ今後飽きてくるようでしたら、別のパターンを考えていくと思いますが、
今のところこれがベストな流れであるように感じます。



「ドブル」
図形認識、反射系ゲーム

毎回出しているので、書くこともないんですが、
書くことがなくなってから勝負です。
たぶん。

子どもたちも飽きてきたかなと思っても
意外と楽しんでる感じはあります。
「えー、またそれかよ」って顔はしないですね。
定番になってくると
リベンジ欲ってのが出てくるのかもしれません。
今日は負けないとか
そういう雰囲気ではあります。

特にこのゲームは身体能力的なところで勝負欲を熱くさせますからね。
本能に訴えてくるのがあります。




「ニムト」
列の6枚目を出さないようにマネージメント&読みのゲーム

非常にゲーム説明が難しいゲームです。
簡単に言えば6枚目を出さにないようにする。
それだけのゲームなんですが
カード処理の説明がしづらいんですよね。
1ゲームやれば、理解できるんですが、
1回目はただもう「ふーん」って感じで見てますね。

このゲーム今まで持ってきてはいたんですが、僕がうまく説明する自信がなかったので出してなかったんですね。
今回は大学生のY君が持参のニムトで説明し始めたので、ん?やべーかなと危機感はありました。
小2の子もいたので、遊べるかどうかギリギリかなと。
まあ結果は思い過ごしで
かなり楽しそうに遊んでいましたね。

最初の方は「ちょっと、よくわかねーんだけど」オーラは出ていましたが
そこを押して遊べるところまで我慢&理解へ持っていったY君はすごいです。

今まで難しいかなと思って出していなかったゲームも
説明を工夫してやってみようかなと思いましたね。
ありがとうY君。



「ブロックス」
図形ブロックを使った陣取りゲーム

僕が持ってるのはちょっと古いバージョンで
ブロックの形がべっこう飴チックな奴です。ただ箱、超でかいです。
今売ってるバージョンはブロックがタコの吸盤みたいになってます。
箱もちょっと小さくなって持ち運びが便利ですが、まあ好みがありますよね。

先日ここで遊んだ方が気に入ってアマゾンで注文したら
今のバージョンが送られてきまして
「えー、これじゃない」と嘆いていました。
まあでも現行バージョンは箱がコンパクトになったという利点もあり、どっちも良い物です。
購入の際はお気を付けを。

で、このゲームですが、当ゲーム会では稼働率がすこぶる高いです。
子どもたちが気に入ってるというのもモチロンありますが、
ルールが簡単というのが大きいです。
一回遊んだ大人ならばルール説明を頼めてしまえる。
これは助かる。
ルール説明の大人の手が足りない時というのがよくあるのですが、
このゲームなら卓をお願いしやすいってのは、ぶっちゃけあります。
本来ならスタッフを多くして、より充実した環境を作るべき的な反省点ではありますし
今後、そういう所を直していこうとは思いますが、

ブロックス、ゲーム会運営にとって神ゲームです。

説明の簡単なゲームは往々にして軽いゲームなのですが
これはしっかりした充実感をくれるんですよね。
ちょっとラインナップから外せないっすね。



「カルカソンヌ」
タイルを引いて地図を作り、陣取りするドイツゲームの王道

ドイツボードゲームといえばこれ。
名作カルカソンヌです。
見た目がとにかく楽しい。
タイルに描かれた絵をつなげて地図を作る。
もうこれだけでもワクワク。
そこに描かれた城などを自分のものにするために取り合いをする。
ゲームが終わったころには一枚の地図が出来ているという
少年ごころをくすぐリズムですよ。

ただこのゲーム一部ルールが非常にわかりづらい。
平原を自分のものするルールがどうしても伝わりにくいんですね。
なので
このゲームも
「持ってきてはいるけど遊んでなかった」シリーズです。
今回気づいたらY君がゲーム説明してました。
頼もしすぎるぞY君。

プレイ状況はちゃんと見ていなかったのですが
楽しんでいた感じは伝わってきました。

これも遊べるのなら、定番として稼働していこうかな。
1時間クラスが今のところ
チケットトゥライドだけなので、飽きないようにローテーションしたいですね。



「チーキーモンキー」
戦略的チキンレースゲーム

くじ引きのように、袋からチップを抜く
どんどん抜いて同じチップが出ちゃったらドボン。
それまで引いたチップはボッシュート。

基本そんな感じ。
まあこれにいくつかのルールがついて戦略的になっております。
戦略的坊主めくりであります。

このゲーム簡単で面白いゲームなんですが
それにもまして食いついていたのはチップの出来です。

非常にちょうど良い重さ、手触りのチップで
ついつい触ってしまいたくなる魔性のアイテムです。

もらったチップは積み上げて
みんなに見えるようにしなくてはいけないのですが
もうどうしても無意識に触ってしまい、周りの人に見えなくしてしまう。

大人でもナデナデしたいので
小学生などはイチコロです。
何度も
「触らないで、見せるようにして」と言っても
「ああ、うん」
二秒後にはサワサワ。
マジで魔性のチップです。

今度はその状況を動画にとっておこうかな。
その魔性っぷりをお伝えしたいです。

ちなみこのゲーム僕が持ってるのは古いバージョンです。
現行のアークライト版はチップがもっと軽いものに変更されています。
なんですが、その分、袋がサルのヌイグルミに進化してます。
どっちも魅力的になっております。
ご購入の際はお気を付けを。




「お邪魔もの」
自分の正体を隠し、宝を取り合うダマシ系ゲーム

お邪魔もの
このフレーズ、よく出来ています。
何故か、
小学生男子の食いつきが凄いんですよ。
僕はいつも全部のタイトルがしっかり見えるようにカードゲームを詰めているんですね。
周りの子にも見えるように。

で、どれで遊ぼうかと選んでると、男子は必ずこの「お邪魔もの」って何?ってやりたそうに聞いてきます。
「人の邪魔をして困らせたい」
小学生男子のこの隙あらばイタズラしたい。
サザエさんのカツオ的メンタルにジャストフィットな訳ですよ。

「ダマす」「邪魔する」なんて本来なら、推奨しない行為なんだけど
ゲームなら演じることで楽しみに変えられる。

抑えたものを開放するってのもこういう時にしか出来ないのかもしれません。

話は少し変わるんだけど
小学生と段ボール工作する事が何度かあったんですが、
結構な割合で
創作よりも破壊を楽しみます。

みんなで作った段ボールの遊具を
「これいつ壊すの?壊したい」
って発言は珍しくないです。

ケースバイケースですが、遊び終わった時は盛大に壊すってこともします。
何でケースバイケースかっていうと
その時々の目的があり
創作が目的の時は、やらない。
そのかわり開放が目的の時は壊す。
そういう感じです。

子どもたちが食いつくからと言って、こちらの狙いから逸れるようなら、それはしない。
そういうスタンスです。

この「お邪魔もの」を思うに
食いつきやすいテーマではあるわけで
スタート地点としてはカツオ的いたずらと、破壊的な部分かもしれませんので
ロールプレイとしてゲームを楽しむスタンスに引き寄せる意識って必要かなとも思いました。



「ズーロレット」
自分だけの完成された動物園を作るマネジメントゲーム

はい、当ゲーム会で一番ルール説明の多いゲーム登場です。
ここに遊びに来る子たちもゲーム慣れしてきましたし、そろそろ良いかなと。

動物のチップを取っていき動物園を作るゲームなのですが
メインとなるシステム以外に
コインを使ったアクションが加わるんですね。
アクションを使えば動物を交換したり移動したり捨てたりできるようになります。

こういった「アクションを使う」という構造のゲームは今まで出してきてなかったのです。
まあちょっとルール過保護にやってきた感はありますが
出来るだけ多く理解して「楽しかった」をつくろうとの狙いがありましたので、仕方なし。

今回は満を持してサマリーも用意して気合い入れて出してみたのですが
まあ
ルール説明にまごつき、やや消化不良だったかもしれません。
最後までアクションについての質問は続きました。
そこが今回の肝であり
理解しないと面白くないポイントでもあったので、ちょっと後悔。

ただ基本システムを話した後
アクションの説明をしたのですが
その時には「もう前の説明忘れちゃった」発言があったので
いかにコンパクトに印象付けるように説明するのが問われているなと感じた次第です。
がんばります。

ゲーム自体は楽しんでいたので、良かったです。



「チケットトゥライド」
小学生受けNO.1ボードゲーム

ボードを使った戦略的なゲームですが
ルールも少なく充実度も高いので小学生に絶大な人気があります。
「電車ゲーム」の愛称で親しまれています。

まあゲーム説明や魅力は以前のレポートを見ていただくとして
今回のゲームの様子でも書きます。
男子小学5年生4人です。
落ち着きないですw
というかリアクションが大きくて面白かったですね。

一手番終わるごとに
ウォーとかイエーとか言って飛び回り
悔しいと頭を抱えて転げまわり
ちょっとの時間でもあればお笑い芸人の真似をする。

THE小学生男子という感じで
最近男子の固まりを相手してなかったので忘れてましたが
ああ、こういう怒涛感だったよねと感慨深かったです。

細かく落ち着かないんですが
ゲーム自体には没頭しているんですよね。
リアクションが大きいだけで。

全身で楽しんでるようで、こちらも楽しかったです。
満腹です。



「ウボンゴ」
リアルタイム声だしパズル

お馴染みの隙間埋めパズルです。
パズルが解けた時は
「ウボンゴ!」
と声を出すのが一番のポイントw

で、今回初めての子が「ウボンゴ」言うのが恥ずかしかったのが
チョイ小さめの声だったんだけど
それを見た周りの友達が
「それじゃだめだよ。もっと大きく!」
とスパルタンに盛り上げ
最後は「ウボンゴ」の大合唱でした。

声の小さかった子も
「ちょー気持ちいい、学校でも言いたい」
などと言い始めておりました。

良いのかこれでw
まあいいか。



最後は恒例の
「集団遊びです」

今回は
集合ゲームで始めました。
言われたグループに分かれて、すぐに座るゲームです。
例えば血液型で集まってとか
何月生まれで集まれとか
長男、次男、一人っ子で集まれとかね。

今回は集まった後にそのグループで良かったこと残念だったことなど発表。
「長女で良かったのは、弟を手下に使える」とか
「一人っ子は何でも許されるとか」
なかなかストレートな回答で良かったです。
特に気に入ったのは
血液型B型グループの女の子にB型の残念なところは?と聞いたら
「そんなものは無い」
と即答され
お見事であり、平伏しました。

その後
「ビー玉ころがし協力ゲーム」
を遊び終了しました。

今回は
今まで出していなかったゲームを積極的に出していこうというのがありましたが、
課題クリアーといったところでしょうか。
まあ反省点も色々ありましたが
ぼちぼちやっていこうと思います。



そんな感じで次回のお知らせ
第六回BGあそびば

2015年4月29日(水)祝日
13:00~17:00

場所 板橋区上板橋七軒家公園集会所1階
   東京都板橋区上板橋2-38-3

13:00-17:00

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