皆様は
<最高のご飯のお供>
と聞いて何をイメージされますか?


納豆

海苔

漬物

佃煮

ふりかけ

ごはんですよ




米を美味しく食べる為に
私達のご先祖様達は
物凄い知恵を絞って来たのだろう。




考えるだけで白米を食べたくなるような
美味しいお供がこの国にはたくさんある。





ちなみに私は納豆ご飯をほぼ毎日食べる。






今日は我が家の謎生物の
変わったご飯のお供について
ご紹介したいと思います。






16時半。




私はキッチンに立っていた。




そろそろ夕飯を作る時間である。





今日は鶏胸肉が安かった。
パサつきやすいが高タンパク。





是非とも我が家の天使達にも
積極的に食べてほしい食材である。




以前、Instagramで見た
バターレモン焼き




パサつきやすい鶏胸肉をバターで焼き
レモン汁をかけ、
仕上げにパセリを散らした料理だった。





それにしよう。


私は夕飯作りをスタートさせた。





18時半。



モモ「いただきまーす!」
タロ「いただきまーす!」



天使達はしっかりと食べてくれた。

パセリをかけたから
嫌がるかな?と心配していたが
気に入ってくれたようだ。


良かった。




20時。


天使達とお風呂から上がり
寝る準備を進めていた時だった。



<ピロン>


私の携帯が鳴る。




見ると謎生物からのLINE。





「帰ります」






げっ。






早くないか。。。。
いつもは大体22時ごろに仕事が終わるのに。


奴の職場は家から遠く、
片道1時間半程かかる。





今からだと
21時半ごろには帰ってくるじゃないか。





早い。早すぎる。






天使達を寝かしつけ、
生物が帰宅するまでの時間が
唯一、1人の時間なのに。。。。




なんてことだ。






21時半。


現実は冷たい。
もう帰宅した生物が目の前に座っている。


まだ、1回目の洗い物も
終わっていないというのに。



私は黙って謎生物の食事の用意をする。



今日の献立は、

鶏胸肉のレモンバター焼き
ポテトサラダ
オクラのお浸し
きゅうりの梅和え
切り干し大根
鶏皮と玉ねぎの中華スープ


そして、白米だ。




ちなみに、我が家の謎生物は
魚を一切食べない。




刺身だろうが、煮ようが焼こうが
頑なに食べない生態だ。



あ、アレルギーではないよ。
ただの好き嫌い。



私は肉よりも魚派。
幼い天使達には魚は積極的に食べさせたいが
好き嫌いの多い謎生物のせいで
魚だけをメイン料理にする事ができないのだ。




なので、我が家で魚が食べたい日は
朝食に焼き魚を出すか

夕食に魚を出す日でも
魚料理の他に肉料理も用意しなければならない。



まぁ一応、魚を食べなくても
栄養バランスが崩れない様、
肉料理×1に対して
多めに野菜を出す事にしている。





相変わらずYouTubeを観ながら
コーラを飲む生物。




ところが、
突然立ち上がった。



キッチンに入って来たかと思うと
黙って冷蔵庫を開けた。





またか。。。。。




やつの習性だ。




取り出したのは
梅干し






味噌




ダイニングテーブルに戻ると
謎生物は大粒の梅干し一つを白米の上に乗せた。





ここまでは、まぁ理解できる。





しかし、
カレー用の大きめスプーンですくった
大さじ1はあるであろう出汁入り味噌を
梅の隣、白米の上に乗せた。





明らかな塩分過多。





謎の生物は、
今年この食べ方にハマっていて
白米の日はほぼ毎日この食べ方をする。




どこで覚えて来たのか知らないが
理解できない食べ方である。





奴曰く、これが
<最高のご飯のお供>
なのだそう。




YouTubeを見ながら
塩の塊と化した白米をかき込み、
それをコーラで流し込む。





自ら病気になろうとしているのか、、、、。



そしてもう一つ
奴の習性。




奴は三角食べが出来ない。



白米だけを先に食べ終わり
その後におかずだけを食べる。



まぁ1日仕事をして疲れて帰宅した
大の大人に食事のレクチャーをする気も無いので、好きに食べたらいいとは思うが。




ものの10分で全ての皿は空になった。



黙って電子タバコを取り出した生物を見て
私は食器を下げ始めた。




いつもなら
料理中の洗い物と天使達の洗い物は
終わっているんだが、




今日は生物の帰宅が早かった為、
生物の食器を下がる前から
シンクはパンパンだ。



これは、気合いがいるなぁ。。。




私は食器を下げ
ダイニングテーブルを拭き綺麗にした。




そして、玄関に向かう。



謎の生物はもう巣(寝床)を作り
リビングに転がっていた。




私は外に出てタバコに火をつけた。




重い煙が肺に入ってくる。



まぁ、あの塩まみれの白米と紙巻きタバコ
どちらが身体に悪いかと聞かれたら
正直分からない。



だけど





「頑張って作ったんだけどなぁ」




そんな言葉が出てしまった。




いただきます、も
美味しい、も
美味しかった、も
ご馳走様、もない




栄養面や、それぞれの好み、
天使達の食事に関しては
食材の切り方や
温度まで気にしてテーブルに出している。




まぁ母親なら、奥さんなら、
これくらいは当たり前なのかもしれない。




だが、せっかく作ったおかずも
あの塩まみれご飯が最高!みたいな顔で
食べられると気が滅入ってしまう。




あれでよく内臓を壊さないものだ。



あの生物はかなり子供舌だ。
炭酸飲料やお菓子に目がない。
コストコに売っている激甘スイーツも
1人で完食する。


仕事柄、飲み会も多く
基本的には夜も遅い。


終電で帰って来れない
朝まで飲み会なんてザラにある。


家で食事をする時くらいは健康的な物を。
と考えていたが
あの塩まみれご飯を見ると馬鹿らしくなる。



人の味覚はそれぞれだし
育って来た環境もある。


だから文句は言わないし
好きにすればいいと思うが

どんな食育をしたら
あんなモンスターが出来上がるんだ、姑よ。




30代、もう若くはない歳だ。
20代に比べ身体にガタがで始める、

このままの食生活では
いくら強靭な謎の生物だろうと
いつか身体が悲鳴を上げるだろう。



「保険の内容、確認しとこ」



タバコの火を消し
キッチンの大掃除に向かうのであった。