こんにちは!!

お正月もあっという間に手を振りながら遠ざかって曲がり角に消えてしまいました。

 

この番外編はバイオジオメトリーの教義とは一切無関係な事を明記しておきます。

This epsode has nothing to do with the teaching of BioGeometry.

 

さて今日はいつもと話題をガラリと変えて、なぜ日本人は英語を話す事と発音が苦手なのか違った角度から考察してみようと思います。

 

2023年の英語能力指数ランキングで世界で87位、アジアでは15位とのことです。

 

日本より世界英語能力指数で低くランキングされているタイ、ミャンマーでも実際に日本人より英語を上手く話せる様です。

 

なぜ日本人は英語が苦手なのかについては実に様々な説が有ります。

 

 

*文法中心説

日本では文法から入るので、頭の中でまず文章を作ることに集中するため、自然な受け答えがとっさにできないと言う説。スカンジナビア諸国では学校の英語教育は最初の3年はただ話すのみで、その後に読み書きを始めるそうです。また、最近では最初の半年は喋らずメモも取らずただ先生がしゃべるコントを観るだけと言う語学教育法も出て来ました。確かに赤ちゃんたちは産まれてから喋り始めるまでの間に、大人たちが喋るのをただ見ているだけで、"この状況にはこう言うんだ"みたいなお手本を時間をかけてゆっくりとプロセスして脳にインプットしているのかも知れませんね。。。

 

*腹切りさむらい説

"話してみて、もし通じないと恥ずかしい。人前で恥をかきたくない。"

と言う日本人気質が上達を妨げていると言う説。ラテン系や東南アジア系の人々は新しく習った表現をその日の夜にはもう適当に使い始めるけど、日本人は本を1冊、2冊、3冊終わっても、自分の中で完璧に納得しない限り中々喋り始めない。日々失敗しながら学んで行くことができない。確かにそう言う慎重で完璧主義な国民性という点は否定できないですよね。。。

 

*非植民地化説

"日本は一度も植民地化されて無いため他のアジア諸国に比べ英語を強要されてないから。"という説。ならばアジアで植民にされなかったもう一つの国タイも同じくらい苦手な筈ですが、彼らは一般的に日本人よりは英語を上手く使えます。なんで?。。。

 

*母音不足説

他国後に比べて日本語は音の数が少ないので聞き取れないという説。日本語の母音は

5つ、英語は10、仏語は15となると確かに少ないです。他のアジア語でもイとエの中間など私たち日本人の耳にとっては曖昧な母音があるので、彼らの耳はもう少し柔軟性があるのでしょう。でもちょっと待った!!それじゃイタリア人はどうなの? 彼らの母音も確か5つのはずなのに、日本人より一般的に英語を話しますよね。なんで?。。。

 

*カタカナじゃま者説

近世から外来語をカタカナで表し始めた事の弊害説。英語の音世界とは根本的に違うカタカナの音の枠組みに無理やり閉じ込められてしまった英単語たちの悲痛の叫びが聴こえてきます。マイケル/マイコー、ピープル/ピーポー、パーティー/パーリー

厳密にはどれも本当の英語の音ではない。結局無理がありました。やれやれ。。。

 

*島国おっとり説

日本は島国で他国と隣接していないため、日常的に他国語に接する機会がない。程んとの人が多国語を習う必要がないと思っている。これは英国人が他のヨーロッパ諸国の人々に比べて他国後が上手でない事と似ています。またこれはフランス,ドイツ,イタリアの国境付近の村人が普通に平気で3カ国語をこなす事実の対局に当たります。。。

 

*日本語ユニーク説 (言語間距離かけ離れすぎ説)

世界中の程んとの言語が、"主語+述語"に関して同じような文章の構造をしているが、日本語とトルコ語は文章の単語の配置順序が真逆のため、日本人は英語を習うときにハンデがあると言う説。ほんならトルコ人はどうなの??トルコではみんな普通に英語を話していました。なんで?。。。

 

*米国C◯A陰謀説

終戦後に日本人がズバ抜けて優秀で真面目で団結力があることに危惧を感じた米国上層部が "こいつらヤバイくらい賢いみたいだ!これで英語をサクッと覚えられて、これから世界に進出されたら俺たち出し抜かれるぞ!!" だから何年たっても英語が喋れないような、ヨーロッパとは真逆の文法金縛り英語教育システムを作って実施し、今もそれが続いていると言う説。笑い飛ばすか、再考するかご自身のセンスにお任せします。

 

*英語教師も喋れないから説 / blind leading blind 説

実際に中高の邦人英語教師で英語ペラペラの人はあまりいないでしょう。出来ない人に習っても出来ないやんと言う説。京都かなんかに修学旅行に行って引率の英語教師が外人観光客に話しかけられてその場を逃げてしまったと言う話は程んとクラシックになっています。今までに何度その類の話を聞いたことでしょう。。

 

*ゼロインセンティブ説

この説が今は主流のようです。つまり私達は英語を覚えようと言う動機付けが起こりにくい社会環境で暮らしていると言う事です。アジア諸国を始め、英語が母国語で無い国々では、高等教育を受けた高額受給者はどの業界に居ても英語ができて当たり前であり、それが必須条件ですが、日本人はそこが欠けていても恥ずかしいとも思わないし、就職で困る事もあまりない。逆に英語が出来る事で大きな得をするわけでもない。しかしインターネットが世界的に普及し、英語が明らかに世界共通語になり、ビジネスもグローバル化している現在、いつまでも"おれ英語が苦手!!"で押し通せなくなっています。。。

 

*筋肉強化説

最後に一番ユニークな筋肉説!!

英語には英語、仏語には仏語の口周辺の筋肉の使い方が有り、それが子供の時から使っていると自然に動かせるようになる。日本語は音数が少なく口の筋肉も最小限しか使わないため日本人の口の筋肉は硬すぎるので、英語の音が自然に柔軟に作れないと言う説です。ボーカルやボイストレーニングをする人がウォーミングアップにするようなリップロール(唇を閉じたまま息を出して震わせる)をしたり、顔のパーツを中心に寄せたあと急にパーツを外に広げたり、口の周りの筋肉に意識を集中して数回大袈裟に"ワーオ!!"と言ったり、顔ヨガなどを練習して顔全体の緊張をとって口の周りをリラックスさせる事が近道なのかも知れませんね。。。

 

今回は、エネルギーでも健康ネタでも無く、どうでも良い話に最後までお付き合い頂きありがとうございました!! 読んだ時間損したと思ったらごめんなさい。🙇‍♀️

 

それでは、良いエネルギーに満ちた素敵な週をお過ごし下さい。

BG3Japan カズ