という感じの来店が多いのですが、実際 概算で見積りしてみて、このくらいかかりますよ
と言うと、やっぱり結構かかるな?なんて悩んだあと、少しだけ分からない程度に修理できないなんてよく聴かれます。
平均的に車を長く乗る傾向の世の中ですし、走行距離もだいぶ走ってる車が多いのも事実です。

このブルーバードのお客さんも少し分からなくなれば、なんて最終的に相談され、キズのみをペイントで多少わからなくなる修理をする事に。
少し前ならお断りしていた感じの仕事なのですが、最近の景気の悪さを様々な人たちから聴いているとなんとなくやってもいいかな的な感覚になり作業を引き受けました。
確かに、年月が経過しあちこちコキズがあるブルーバードです。現在ぶつかっている場所を完璧に修理しても他も気になる車です。
やはり修理する側としては、ちゃんとした仕事をし、それにみあった報酬を頂くのが仕事です。が お客さがその時々、または一時的にでもその場をしのげるのであればやる価値があるのでは?
そんなきもちで引き受けました。

キズはそのままで、塗装部をコンパウンドをあて下地処理。色合わせを行いマスキング。
あとは通常の塗装作業。

凹みは気になりますが、遠目にはキズは分かりにくいかも?
仕事としては満足も出来なかったし、これでお金を頂いてイイのかもわかりません?
が、これでもお客さんにとって少し力になれたとすればやった価値があるのかも。
自分が満足できない仕事でもやる価値があるならばやはり仕事といえるのか?
お客さんに、有難うと言われお互いが納得した金額をお客さんから頂く時、間違いなく仕事として成立した瞬間だと思い知らされます。
自動車サービス業としてお客さんが求めていることを大小にかかわらず出来る事はやっていくことが自分の仕事の本質では?
考えてもよく分かりませんが、当店にたちよってくれる又は利用してくれるお客さんの為になにが出来るのか?
日々 考え 悩み 喜び 悲しみ これからも努力せねば。!