誰もが知っている南イタリアのプッリャ州のバリ県にある人口1万5千人のアルベロベッロには、世界中から多くの観光客が集まる。それは「トゥルッロ」と呼ばれる円錐形の石積み屋根を載せた白い漆喰塗の独特の家屋群を見に来るためだ。
平日に関わらず周辺の駐車場は朝早くから満杯。通りには人々が溢れている。
同じ州のアンドリア郊外にあるカステル・デル・モンテの周辺の駐車場は閑古鳥が泣いている。しかし、この城は素晴らしい!! 13世紀に神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世によって建築された建物は周囲を圧倒する存在感がある。八角形の建物は天文学的に黄金比を用いたもので「8」に関する謎が隠されているのです。
アルベロベッロはイタリア世界遺産の本命の一つでカステル・デル・モンテは誰も知らない大穴の一つです。 機会があれば是非、訪れて観る価値がある筈です。