rkb今日感テレビ「Oの焦点」2009.10.30
「増税で吸いません!!」
厚生労働省は2010年度の税制改正要望で、たばこ税を1本当たり10円引き上げる方針を固めています。
実現すれば一箱(20本)の値段は主力商品が現行の300円から500円に大幅値上げとなります。
さて、この500円は世界の国の中では高いのか?という事で調べてみました。
2005年度の財務省の資料より抜粋
イギリスが982円、アメリカが736円、フランスが621円、ドイツが527円です。
これからみると日本が500円に上がっても先進国の中では高い方ではないですね。
しかし値上げによって影響を受けるところもあります。
消費者の減少につながる販売店や葉タバコ農家です。
もちろん、直接消費者である喫煙者の方々にとっては深刻な問題ではないでしょうか?
そこで、増税を機にマイナス面を考えるのではなく、少~しだけ変えてみることで、プラスの面を生み出す方法を考えてみました。
仮に一日ひと箱(20本)喫煙される方を例とすれば、
負担の面では、
1. 支出増=月額6,000円の負担増となります。
2. 時間の無駄=一日一時間程度の無駄な時間があると思いませんか?
職場でも家庭でもその場で吸える環境は無くなって来ています。喫煙場所まで移動して、箱から取り出し、火を点け、吸い終えるまで約3分はかかるでしょう。
3. 臭い・変色・健康=衣服への匂いの付着、壁や天井などへの煙による変色などがおこります。気管支への影響や肺がんへの不安もあるでしょう。それ以上に煙による他人への影響が重大です。
そこで改善案と要望です。
1. 半分=本数を減らす事です。支出負担なし、時間の無駄が30分軽減され、貴重な時間を生み出します。また、匂い、変色の影響も軽減、健康面では完全に止めてしまうわけではないのでストレスが増える事もありません。仕事面でも家庭内においても評価は上がるのではないでしょうか?
2. 新商品=タバコは精神的に癒す効果を持っています。
それに代わる新商品の開発で葉タバコ農家や販売店、喫煙者のダメージを軽減出来るのではないかと思います。
依存から脱却する事でチャンスを創りだすのです。