「あぁ、。幸せ!!~シチリア万歳!」⑤旅の思い出
2009.2.22(SUN)-23(MON)
タオルミナからA18(高速道路18号線)に乗り、右手に頂に雪を被ったエトナ山のホワイト、左手にイオニア海のブルーを望みながら車をカタニアまで走らせる、一旦、一般道路に降りて遅めの昼食をロードサイドのトラットリア(食堂)で食べる事にした。
1Fがバールとピツェリアで2Fがレストランです。
14時過ぎの為、客は僕以外には誰もいない。だだっ広いホールの中にテーブルが並ぶ、道路を見下ろす事が出来る窓の傍のテーブルの椅子に腰かける。メニューを見るとどの料理もリーズナブル、。「よしっ!」と覚悟を決め、・・・
ちゃんーと制服で身を包んだ(ちょっとこの店には不釣り合いに感じるが・・・)カメリエーレ(給仕係)に前菜からデザートまで「美味いものね!」と一声言って注文、彼はニコッて笑って「チェルト!/もちろん!」と答えて、奥に引っ込んだ、。それからテーブルの上に並ぶ皿はシチリアの豊富な食材と食いしん坊なシェフの腕によって巧みに調理され・・・僕の口に料理が入るたびに僕の口から「ブゥオーノ!/美味しい!」の言葉が吐き出される。・・・本当に幸せ!!
前菜は海の幸(イカ、ムール貝、イワシ・・・)のレモンソース、レモンの酸味とシチリア産のオリーブオイルとバルサミコのソースがシンプルな素材の旨味を引き立てて・・・美味しい!
パスタはペスカトーレ、。これまたトマトソースと海の幸の素材のエキスから出たスープが絶妙で・・・満足です。
メインはスパーダ(カジキマグロ)とイカのグリル。シンプルな料理だけに素材の良さがダイレクトに伝わります。・・・あぁ、お腹いっぱい!!
食べることは、。美味しいものを食べることは、。本当に幸せですね。