「かんぽの宿活用法」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

rkb今日感テレビ「Oの焦点」2009.2.13



「かんぽの宿活用法」



譲渡問題で揺れている「かんぽの宿」、もともとこれは郵便局の簡易保険加入者向けに建てられた宿泊施設です。

今、問題になっているのは2400億円かけて建てたものを109億円で売却するのは、行き過ぎた安売りではないかと言うことと譲渡先の選定の仕方に問題があるのではないかということです。

 不動産の評価額と譲渡額の妥当性が一番の問題だと思いますが、現実問題として年間50億円近くの赤字を生み出しているわけです。そのまま放置することはよくありません。

 そこで新たな方法はないかと考えてみました。



1. 介護施設として利用=全国に70か所の施設の利用法としてはぴったりだと思います。ホテル形式の宿泊施設なわけですから少しの改修工事で各種の介護施設としての利用は出来るのではないでしょうか?それに日本には超高齢者社会の問題があります。老人ホームとしての有効的な使い方があるはずです。

 すでに鳥取県のかんぽの宿は特別養護老人ホームに改修されて生かされています。



2. 合宿型職業訓練施設=ニート、フリーターの定期就労の為の行政が管轄する長期合宿型職業訓練施設として活用する。まぁ、田舎にあるところが多いわけですね。農業実習だとか、介護士養成とか集中して集団で利用できる施設としては最適だと思います。または、会員制の企業の研修施設としての利用も良いと思います。自社で持つことは出来なくても共同で持って運営する方法もありますね。



3. 民間運営=赤字を生み出す施設に関しては元気で力のある民間企業に無料で貸与または、譲渡する。但し、雇用の継続は極力守って貰うことと、年間の施設利用料として売上または、利益から一定金額を徴収する。



 知恵と工夫で国民の税金を無駄にすることなく、国民の為の施設として利用方法を考えて欲しいものです。