「自ら語る・・・」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「自ら語る・・・」


 今月は3月決算の会社の株主総会のシーズンである。

ひな壇に座っていたり、会場の末席に座っていたりと兎に角、出席する回数が多い。

 

 総会の議長は代表取締役社長である。開会の言葉から、シナリオに沿って有価証券報告書の内容を発表していくのだが、議決審議の前に、発表内容の質問を受ける事になる。

 株主の関心が良い意味でも、悪い意味でも高ければ、質問の手が挙がる。最初の人は勇気がいるだろう。多くの人の前でマイクを使って、身分を明らかにして質問するのだから・・・


 その質問に受け答えするのは、基本的には議長である社長である。

ここで肝心なのは、誤魔化さず、現状をありのままに正直に語り、謝罪すべき点は謝罪し、尚且つ、今後の見通しを客観的に出来るだけ具体的に語り、社のトップとしての社長の覚悟を伝える事であると思う。

 自ら堂々と謙虚に語る姿は括弧良いと思う。聞いている立場がどうであれ、感動を覚えるのだ。

 経営者の皆様、「自ら語る」という事です。その意味は自分の口で思い(覚悟)をしっかりと伝えるのです。・・・もちろん聞いてる側が理解出来る事が前提ですよ。