「煙ることもある」・・・「それもまた、よし」と思うべし。
これでいいのだ！
世の中、上手くいく事のほうが少ないと思う。 ・・・
昨日の指宿での講演は無事に終了し、指宿の温泉施設付ビジネスホテル「指宿こころの宿」に宿泊。 翌日の
朝食後、宿を出発。 昨日は指宿スカイロードという鹿児島－指宿間の有料道路を利用したのだが、これは遠回りの上、山間を縫う曲がりくねった道。上下１車線の道は途中、「道の駅」もレストランもない、本当に何もないとこで、すれ違う車も殆どなく、おまけに霧まで出てくる始末。 寂しい気持ちにカーステレオからのコンパイ・セグンドの曲は何か凄く侘しく感じてしまった。・・・というわけで、帰りは・・・
別ルートの海岸線道路を通り鹿児島まで出ることにし、そこから高速道路に乗る事とした。 朝方は晴れていたものの、途中から雨が降り出し折角の海岸線ルートのハイライトのパノラマは煙ったままだった。 雨で煙り、美しい海の様子は最後まで見える事はなかった。
期待したものが実現出来なかったとき、人はどう思うのかなぁ？
「しょうがない」と諦めるのか。「次があるよね」と未来に期待するのか。で大きく気持ちの持ち方が変わってくる。
上手く行くことが少ない世の中で、しょうがないと諦めてしまうのか、次は大丈夫だと思い、再度挑戦するのか。
チャンスは自ら作るものである。 １回のチャンスを見逃したままでは次はない。自ら次のチャンスを作り出すために行動した者がチャンスを物にする事が出来る可能性がある。 雨に煙った海岸線の美しいパノラマを見ることが出来なかった事と人生に於いて上手くいかない事とを例えるのは飛躍し過ぎているのかも知れない。でも、なんだか同じような気がする。 ・・・僕は大事な事を忘れていた。 また、雨に煙った風景も良いではないかという見方もあるのだ。
失敗もまた、よし。成功する為の大事な教えであり、また、自分自身を強くしてくれるエネルギー源でもある。
ものは考えようなのだ。 期待した海岸線のパノラマを見ることが出来なかったお陰で、次にまた見ようというモチベーションも上ったし、また、雨に煙る風景に感じ入ることも出来たのだ
。「これでいいのだ！！」