物価は高いか? | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

今まで世界を80カ国以上回ってきて、日本人として外国を多く見てきました。
今回は逆に、外国から見る日本と言う観点で日本の物価について話をいたします。


車社会の日本にとってガソリン代の価格は非常に重大な意味があります。
まず、その前にガソリン代の仕組みはどうなっているのか?

ガソリン代とは?



原油の取引単位はバーレル。(昔オイルを樽に入れたことからバーレルと言う)

1B(バーレル)=159リットル=0.159リットル

ガソリン税=53.80円/リットル
石 油 税=2.040円/リットル
石油関税=0.215円/リットル
合計 56.055円/リットル

(消費税を含んだ価格)+消費税(5%)→2重課税

これによって ガソリン価格の40%が税金である。 ということが分かる。
では、ガソリン価格の上昇で引き起こされる事象とは?と考える。
ガソリン価格の上昇=燃料費の上昇=物流コストの上昇である。

物流コストの上昇は商品販売単価の内の仕入れ代に関わる物流コストの上昇となり
それによってあらゆる商品価格の値上げの可能性が高まる。


では、原油価格はどこまで上がるか?


「PECの供給抑制が続けば年内にも「1バレル90ドル」へ」

現在は、1B(バーレル)=約73$ 90ドルになれば124%の値上げとなる。
1リットル140円がレートだとすれば1リットル160円くらいになる可能性がある。
ガソリン価格だけではなく、電気・ガス代も値上げの見通しだ。


私たちのライフライン(生活基盤)の値上げが予想される。
確かに日本は諸外国に比べてホテル代(例えばビジネスホテルが
4000円程度で宿泊可能)や 外食費(牛丼やうどん等は400円前後)
家電製品ももっとも安い国の一つだと思う。


しかし、生活基盤に関すること、衣食住に関わる根本の部分が高いと思うのは私だけだろうか。


海外では、食料品はキロ単位での販売が当たり前で、先進国であっても日本の1/3の価格が ざらだ。
また、交通費も安い。庶民の身近に接している部分が安いのだ。 そういう意味でも、ガソリン価格の値上げ
は実質的に、また、我々の生活に直結する部分の 値上げであることが問題だ。




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「大野尚のナミビア紀行!」近日公開!楽しみしていてください。 




大野 大野が代表取締役を勤める
ビッグ・フィールド・マネージメント株式会社

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