ハワイ大学マノア校のJohn A. Burns School of Medicine
 
で行われた解剖実習に行って来ました。
 
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私は20年前のNYのマッサージセラピーのカレッジ時代に、
 
3回ほど解剖見学は経験がありました。
 
しかし、すでに捌いてあり、
 
内臓や筋肉が見やすい状態になっているのを見学するのと、
 
今回みたいに、御献体に実際メスを使い丁寧に切り進んでいくのは
 
大きく体感の差がありました。
 
特に、学生時代のはすでにきれいに剥がされている状態でしたので、
 
内蔵や筋肉の大きさや方向を見るのはできたのですが、
 
筋膜にあまり注目することができませんでした。
 
その当時は筋膜は不要なものとして残されていなかったのだと思います。
 
今回は、筋膜や筋連動に注目していきました。
 
表皮から真皮、そして脂肪組織を
 
丁寧に切り剥がしていき、
 
(脂肪は体のいたる所にあり、脂肪を取るだけで半日かかりました。)
 
筋膜を確認し、そしてそれを剥がし、
 
慎重に筋肉の繊維の方向や厚みを立体的に確認し、
 
筋筋膜や筋肉の連動を見た後、
 
骨の付着部まで確かめる。
 
それぞれの層にある筋膜を実際につまんだり、
 
引っ張ってみたり、
 
少し切り進んで筋繊維を包む筋周膜も確認してみました。
 
特にフレッシュな生献体では
 
通常のホルマリン処理された御献体では出来ない
 
関節を動かす事による筋肉の動きや
 
筋膜の柔軟性なども見ることが出来たのはとても貴重でした。
 
Ken Yamamoto先生が10年の時間を掛けハワイ大学からの信頼の元
 
フレッシュ生検体を特別に扱うことができるとのことでした。
 
3日間掛けて朝から昼の1時間の休憩を含み
 
夕方までぶっ通しでの解剖です。
 
30名ほどの参加者の内、鍼灸マッサージ師の先生方が大半で、
 
柔道整復師、理学療法士、マッサージセラピスト、エステティシャン、
 
ヨガインストラクターの参加者の先生方もいらっしゃいました。
 
御献体はホルマリン処理された通常の御献体が3体、
 
そして、フレッシュ生検体が1体の計4体の御検体でした。
 
フレッシュ生検体は本当に生きている状態とほぼ同じようで、
 
生と死との違いはなんだろう?とふと思い、
 
それは、「温かい血が流れ、心があるという違いかも知れない」
 
と思いました。
 
あまり考えている時間は無いので、
 
またスイッチを入れ直し、
 
人体を学ぶ解剖実習生としてのモードに入れ替えました。
 
1つの班は10人ほどでそれぞれにハワイ大学の講師の先生が付きます。
 
一班で10人は多いかと思いましたが、全然そんなことはなく、
 
実際どうしてもメスで切り開いて体感したい箇所はしっかりできましたし、
 
なかなか切り進んでいくのは体力がいりますので、
 
仲間の先生方が私が担当していないところをやって頂けたので、
 
もう、すでに出来上がりの状態で
 
筋肉や腱や神経を触りながら確認することができるので、
 
10人はちょうどいい人数だったように思います。
 
そして、ご一緒できたみなさんが素晴らしい!
 
本当に体の事をよくご存知ですし、
 
真摯に人体を学ぼうとされる意思が強く、
 
私と同じくオタク達でした。拍手拍手拍手
 
いろいろと判らないことを教えてもらいました。
 
 
初日は背面の筋肉を中心に脊柱も取り外して硬膜まで見ることができました。
 
筋肉はしっかりと筋膜に包まれ、
 
慣れてくるとメスを使うこと無く
 
自分の手で筋肉をそれぞれに分けていくことができます。
 
ただ、やたらめったらに切り進むのではなく
 
解剖実習の手順に従っていきます。
 
その方がより分かりやすく、見やすく、理解しやすいのです。
 
 
2日目は体の前面の筋肉を。
 
ここらになってくると、
 
筋肉や筋膜の剥がし方がうまくなってきます。
 
私も鉗子やピンセット、ハサミを巧みに(?)に使い分けられました。
 
3日目は内蔵まで。
 
本当にハワイ大学の御献体は、その処理方法が抜群に優れていて、
 
そして、講師陣が素晴らしい。
 
もう、情報量の多さに、知恵熱出てましたし、
 
好奇心と探究心の海で泳ぎまくりでした。
 
(実は前日は楽しみすぎて、ワクワクで眠れませんでした。)
 
思い違いしていたところや、
 
新しい発見や、
 
やっぱいそうか〜〜という確認や、
 
そして、もっと知りたいという新たな探究心なども出てきて
 
本当にすばらしい体験でした。
 
ちょっとだけどんな事が印象に残ったかと言うと、
 
筋膜がそこらへんじゅうにあることと、
 
深筋膜の厚さと強度のすごいこと(ボディスーツや着圧ソックスみたい)、
 
脂肪はあちこちにどこにでもあること、
 
大胸筋はひねられて上腕骨に着いていること、
 
肢帯も筋膜の一部だということ、
 
腸脛靭帯は靭帯なので、骨と骨を繋いでいるはずなのに、
 
(腱は骨と筋肉を繋いでいます)
 
教科書では腸脛靭帯の上部は大腿筋膜張筋と殿筋膜に繋がっていて、
 
骨じゃないじゃないの〜〜と思っていた疑問が、
 
大腿筋膜張筋は腸脛靭帯にサンドされていて、
 
上前腸骨棘に着いていて、やはり靭帯だと確認できたこと、
 
筋周膜が本当に筋繊維をくるんでいること、
 
胸腰筋腱膜が美しいまでに強情なこと、
 
横隔膜は心臓のすぐ下にあり全く肋骨の下にはなかったこと、
 
横隔膜と大腰筋がコネクトされていること
(しかし、お互いを引っ張りあうことは難しそう)
 
菱形筋と肩甲下筋が繋がっていること、
 
などなど、、、、まだまだ沢山!!!
 
 
 
私はマッサージセラピーを仕事として始める前に
 
すでにカレッジで筋肉を学び、
 
解剖見学もしていたので、
 
セラピストが筋肉を知ることは当たり前の事と思っています。
 
だから、是非解剖学は学んで欲しいですし、
 
チャンスが有れば実際の人体の体を見て欲しいと思います。
 
教科書に載っている事やネットの情報が若干違っていたりしましたし、
 
イメージで捉えていた部分がより確かになります。
 
特にオイルマッサージの特権として、
 
筋肉の起始から停止、若しくは停止から起始といった
 
筋肉の端から端までをアプローチすることができるのです。
 
関節を動かすのも姿勢を保つのも凝りや痛みが生じるのも筋肉と筋膜です。
 
それがただ表面の皮膚だけや
 
背中、腕、足といったあまりにも大雑把すぎる体の捉え方では
 
もったいないと感じます。
 
スウェディッシュマッサージで浅層筋を、
 
次にディープティシューマッサージで深層筋や筋膜にもちゃんと注目し、
 
それぞれの筋肉に血行を促し温めほぐし、
 
それにより治癒力が上がり、痛みの緩和や本当に深いリラックスが
 
望めるのではないかと改めて感じました。
 
その上、今回特別にハワイ大学の心臓外科の教授もいらっしゃり、
 
ミニレクチャーをして下さいました。
 
その中で、血流を作るのに、筋肉運動が本当に大事で、
 
人体にとってとても大事なのが血行だというお話を伺いました。
 
 
そうしたら、スウェディッシュマッサージと
 
ディープティシューマッサージは最強ではないですか!!!
 
外科的な徒手療法ではないものの、
 
健康の質を高めることや体のバランスやメンテンナスは
 
是非利用して頂きたい。
 
 
治療の意味ではもっと有効な手段が沢山あります。
 
鍼灸マッサージや整体や理学療法やカイロプラクティックなど
 
素晴らしい徒手療法があるのです。
 
今回沢山の治療家の先生方とご一緒し、
 
本当にリスペクト!

セラピストとは日本ではリラクゼーションの施術者という意味合いが強いようですが、
 
アメリカでは療法家/治療家の意味でも捉えられているのです。
 
私はやはり本来のTherapistとの意味でのボディーワーカーでいたいと思いました。
 
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ハワイ大学の講師陣の方々、
 
この機会を提供してくださったKen Yamamoto先生、
 
一緒に学べた同期の先生方、
 
そして御献体ご自身とご家族様、
 
ハワイの土地にも
 
全てに心から感謝致します。
 
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人体は最高に素晴らしく、感動的で美しい。
 
たった2つの細胞が分裂を繰り返し、
 
これほどまでに素晴らしいシステムを作り上げている神秘に驚愕しました。
 
神は人体に宿ると改めて感じました

 
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