脳神経学的で、骨格筋にも言及した
心と身体への呼吸の働きが、
アロマ環境協会の会報誌「AEAJ 」N0.86に載っていました。
東邦大学名誉教授の有田秀穂先生の監修の記事をまとめてみました。
皆様にシェアさせていただきます。
1,心を安定させる
現代人は浅く速い呼吸になりがちです。
浅く速い呼吸は神経を緊張させ、
ノルアドレナリン(ストレスホルモンのコーチゾルを分泌)
ドーパミン(興奮状態にする)という脳内物質の分泌を増やします。
反対に、深くゆっくりの吐く呼吸では、
前頭前野よりセロトニンの分泌を促します。
セロトニンは、神経の安定、穏やかな気持ちを作る重要な脳内物質です。
脳内物質は呼吸を意識的に深くするか、浅くするかでも反応します。
穏やかな気持でいたい時は意識的に呼吸を深くゆっくりしてみましょう。
現代社会では生活環境やストレスで
交感神経優位になりがちなのを、
深い呼吸により副交感神経を優位にし、
自律神経のバランスを整えます。
3,免疫力にアプローチする。
強いストレスを受けると身体が守ろうとストレスホルモンのコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールが分泌され続けると免疫力が低下します。
浅く速い呼吸はストレスを生みやすく、
深くゆっくり吐く呼吸はストレスに対抗するための免疫力を強化します。
4,メンタルが強くなる。
深い呼吸はこころを落ち着かせる副交感神経を優位にし、
気持ちをリラックスさせることでストレス耐性力を高めてメンタルを強くします。
欧米のIT企業などが禅をベースにしたマインドフルネス瞑想を
リラクゼーションのために取り入れています。
マインドフルネス瞑想は息を深くゆっくりと吐くために、
呼吸を意識したメソッドとの一つと言えます。
5,姿勢を美しくする。
猫背で胸が縮まったままだと腹式呼吸はしにくい状態になり、
きちんと腹式呼吸をすると自然に胸郭が開き、
背筋が伸びて猫背が解消されます。
深い呼吸で分泌されるセロトニンは、
きれいな姿勢を維持する「抗重力筋」と連動しているので、
セロトニンが分泌されるほど抗重力筋が働いて美しい姿勢が維持できます。
<抗重力筋> http://t-ichi17.jugem.jp/?eid=9
重力に対抗して立位姿勢を保持する働きを抗重力機構といい、そこで働く筋群を抗重力筋と言う。
抗重力筋を大別すると身体の腹側に位置するもの(前脛骨筋、大腿四頭筋、腹筋群、頚部屈筋群)、
身体の背側い位置するもの(下腿三頭筋、ハムストリングス、大殿筋、脊柱起立筋群)となる。
通常の立位姿勢の保持には腹側の筋群よりも,背側の筋群の方が相対的に重要な働きをしている。
緊張した立位姿勢の保持には両者の活発な筋活動が必要となる。
頚部伸筋群、脊柱起立筋群、ハムストリングス、ヒラメ筋を特に主要姿勢筋群と呼ばれる。
抗重力筋の働きは、基本的立位姿勢からの重心線のずれを補正することにあり、
どの筋が活動するかは、重心線と各関節との位置関係により異なる。
理想とされる正常な立位姿勢を保持するときの、主要な関節に関係する筋活動
<足関節>:重心線は足関節よりも前方を通り、身体は前に倒れやすくなる。これに対抗するためにヒラメ筋、ときに腓腹筋が活動する。
<膝関節>:重心線は膝関節中央のやや前方を通る。重力のモーメントは膝伸展に作用するため、膝関節の固定には筋活動は特に必要としない。
<股関節>:重心線は股関節の後方を通り、股関節の伸展に作用する。これに対抗するように腸腰筋が働いて股関節の過伸展を防ぐ。実際にはわずかな姿勢の変化によって重心線は股関節の前あるいは後へ移るため、伸筋と屈筋が間欠的に活動することになる。
<脊柱>:重心線は第4腰椎のやや前部を通過するため、脊柱を前方へ曲げるように作用する。これに対抗するように脊柱起立筋群が活動する。
自律神経や脳内物質といった無意識の内に身体が勝手に調整しているものも、
呼吸を意識的に使うことで、意識的にコントロールし、
心身ともに健康で美しくいられるなんて、
人間の体って本当に素晴らしいですね〜。
次回もまた呼吸について書きますね。
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深呼吸〜〜〜!