昨日、統合医療の世界的権威である、

アンドルー・ワイル氏のアリゾナ統合医療センターの、

センター長である、ヴィクトリア・メイズ博士のセミナーに

行って来ましった。

メイズ博士の”Be Fruitful"の日本語訳の本が出版されました。

「妊娠力~心と体の8つの習慣」東京堂出版から本日発売です。


http://www.amazon.co.jp/妊娠力-心と体の8つの習慣-ヴィクトリア・メイズ/dp/4490209304


セミナーも妊娠力についてのお話しでした。


この日は日本統合医療学会女性の会が主催でしたが、


医療従事者向けのセミナーでしたので、


女性の参加者だけでなく、

男性のお医者さんの出席者も多かった様に見受けられました。



メイズ博士はとてもわかりやすい綺麗な英語でしたので、


私も久々の英語でのセミナーでしたが、わかり易かったです。



もちろん、通訳される方がいらしていたのですが、


流石に専門的な医療用語は参加していた医師の方が


助け舟を出されていました。



まず、統合医療とは、、、日本統合医療学会のHPより~

疾病を治療し症状を緩和する方法には「対症療法」と「原因療法」があります。
これまで多くの医療機関などで実践されてきた医療は、「対症療法」を中心とした近代西洋医学を根本としてきました。しかし昨今、国際的な医療の趨勢(すうせい)は、単に病だけではなく、人間の心身全体を診る「原因療法」を中心とした伝統医学や相補・代替医療も必要であるという考え方に急速に移行しています。統合医療とは、二つの療法を統合することによって両者の特性を最大限に活かし、一人ひとりの患者に最も適切な『オーダーメイド医療』を提供しようとするものです。http://imj.or.jp/intro

さて、以下はセミナーでのお話しです。


日本では、7組に1組のカップルがが不妊で、


24人に1人が体外受精か顕微授精児という時代だそうです。


体外受精の成功率も、20代では58%だったのが、

40~44歳と体外受精を望む年齢には22%に落ちています。


そこで、妊娠してからではなく、妊娠する前から


体に妊娠しやすく健康な赤ちゃんを産むための準備としての


妊娠力が問われてきます。


統合医療的なアプローチとしては、
①食事からの栄養
②サプリメント
③適度な運動(過度な運動はNGだそう)
④ストレス管理
⑤鍼療法
⑥環境汚染から守ること


まずは、必要な栄養素をしっかりと摂ること。


特に、葉酸は妊娠力を上げるためには必要不可欠な栄養素。

自閉症児を防ぐためには、以下の6点に気をつけること。
①葉酸の十分な摂取
②抗鬱薬の使用に対しての注意
③抗てんかん薬に対しての注意
④大気汚染
⑤環境化学物質
⑥父親の高齢

また、肥満も妊娠力を下げるので肥満にも気をつけること。


メイズ博士は地中海ダイエットを推奨されていました。

地中海ダイエット(ダイエットとは痩せる意味で日本では使われていますが、本来の英語の意味合いは食事法とか食事療法の意味です。)とは、

オリーブオイルを使い、

魚、果物、野菜、豆類、をしっかり摂り、

肉と炭水化物は控えめで、

乳製品はチーズかヨーグルトで摂ること。

この地中海ダイエットを行い、顕微授精児の成功率が

40%に上がった例もあるとのこと。

栄養について、

葉酸は必須の他に、VitaminB(農薬を緩和するそう)、

オメガ3脂肪酸、

水銀汚染されていない魚か植物性タンパク質
(動物性タンパクはリスクを高めるとのこと)

低GI値の他水化物(玄米やライ麦パン)

などが特に摂取して欲しいものだそうです。


これで補いきれない栄養素はマルチビタミンを摂ることを

強く勧めていらっしゃいました。

マルチビタミンには、(ビタミンA、鉄分、ヨウ素、葉酸、DHA,

ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB12、微量ミネラル)

微量ミネラルとは、銅、亜鉛、マグネシウム、カリウム、カルシウム


そして、お母さん側だけでなく、お父さん側にも

鉄を含んでいないマルチビタミン剤、オメガ3、亜鉛、葉酸など、

必要な栄養素の摂取を勧められていました。


環境汚染からも守ること。
食物(農薬、ヒ素、ホルモン剤などから)
水(ペットボトルやアルミ缶に含有されているフタル酸など)
空気
パーソナル製品(リンスやシャンプー、化粧品など)
電磁波


そして、妊娠する4~6ヶ月前にはデトックスすることを勧められていました。


ざっと自分へのメモも含めてシェアさせて頂きました。


全て大賛成という訳でなく、


この意見は取り入れたいけど、


ここはまだ疑問が残るなと思う点も多々ありました。


皆さんも、参考にして頂けたらと思います。


詳しくはメイズ博士の本を読まれる事をお勧めします。


私はNYで沢山の妊婦さんや妊活中の女性に


マッサジセラピーを行い、


日本でもそろそろ8年、アメリカとほぼ同じ年月を


セラピストとして多くの女性に施術して来ました。


日本とアメリカではちょっとしたギャップがあることも感じます。


体温も日本人女性は低いですし、


冷えという観点はアメリカにはあまりありません。


性格も、日本人は受け身でマイルド、


アメリカ人はアクティブで何かをやり始めると


激しくのめり込んだりします。(そうでない人もいますが)


そういった違いも踏まえて、


人の意見を全てを鵜呑みにする事無く、


ご自分なりの見方、自分に一番しっくり来るやり方などを感じ、


実践して頂きたいと感じました。


私自身も日頃の施術をする歳、


西洋的な見方と東洋的な見方をしています。


選択肢は多いほうがいいですのでインプットは多く、


そこから何を選ぶか???


選択力を磨くことが鍵かも知れないですね。