秋田県立美術館のミュージアムラウンジを目当てに、

秋田までやって来ました。

しかし、ここは藤田嗣治の「秋田の行事」を展示している美術館。

メインはそっちですので、入館料310円ですし、

見ずに帰るってのも、、、ですので、入りました。

http://www.akita-museum-of-art.jp/

どどど~んと巨大な壁画!


本当だ!夏祭りの出店や、神輿など、夏や雪の風景で、

文字のごとく、秋田の行事が描かれている。

「ふ~ん。。。」とざっと見て、

展示されている作品の前に置かれていた椅子に座って、

眺めていた。

最初はさほど興味を惹かれなかったのに、

ぼ~っと眺めていると、「あれ?こんな所に犬がいたんだ。」

「あ、ここにも犬が描かれてる。」

「およよ!それにしても、この筋肉の書き方凄くない?!」

「ふくらはぎの描き方が日本人離れしてる!」

やはり筋肉の事に関しては絵であろうと仕事魂がむくむくと。

ちょっとデフォルメし過ぎじゃないの?このふくらはぎは

そこで、もう興味津々になってしまい、絵に引き込まれていく。

「おや?これって提灯から火が上がってるじゃない。」

「ひゃ~っ。 提灯台が倒れちゃうよ~~~!」

「近くでざっくり見ていたら気づかなかったけど、

凄い構図で、メッチャクチャの躍動感!」

どこにフォーカスしても、そこからの広がりが面白い。

季節すら違うのに一枚の絵に違和感がない上に、

なんだなんだ~。凄いタッチだ~。

昔の日本人画家とは全く違う絵筆のタッチの力強さ。

この絵、メチャクチャオモシロイ

一枚の絵で、藤田嗣治のファンになっちゃった。

ただもんじゃないよ~。

相当な時間をこの絵と一緒に過ごす事に。

だって、面白いし、迫力あるし、画力が凄い。

彼のアトリエでの自画像もいい作品。

なんつ~オシャレな人なの~~~。

あの時代に、あの風貌。

そして、日本画の作品も、素晴らしい。

日本人が書いている日本画なのに、

まるで外人の書いた絵の様な雄雄しいタッチ。

面白いなあ~~~。

代表作の「眠れる女」は私的にはあまり興味を惹かれなかったけど、

彼の油絵って好きだなあ~。

これが310円の入場料で見られるとは、

凄いぞ!秋田県立美術館!

そして、このブログを書くのに、

藤田嗣治って人をググってみた。

ええええ~~~~

藤田嗣治って、レオナール・フジタだったの

私の知っているレオナールフジタって、

繊細な線で、挿絵っぽい作品を書く人だと思ってたから、

あの骨太な力強い巨大作品と全く結びつかなかった~~~。

ヤラレタ~~~。

確かに、同姓である藤田ってアーティストに多いんだなあ~と

頭をよぎったけど、全然繋がらなかった。。。私って。。。

そして、ナント、映画にもなっているらしい。

オダギリジョーさんと、中谷美紀さんが出演の「FOUJITA」

凄いタイミングだ!

余談ですがオダギリジョーさんは同郷の岡山県人です。

ミュージアムカフェ目当てで行った秋田県立美術館に始まる

藤田嗣治つながり。。。

同姓ですので、何だか親戚みたいな感覚に。

結局日本の国籍を捨てて、フランス人となり、

スイスで最後を迎える彼にとって、

時代が時代だったということが大きいのでしょうが、

日本は少々生きにくい場所だったのかもしれないですね。

想像の世界ですが、、、

海外経験組として、何となくわかる気がします。

凄い才能の、世界的に有名な日本人であるのに、

今までさほど知られる機会が少なかった藤田が、

映画をきっかけにもっと多くの日本人に

知られることになるのでしょうね。

私も映画、観に行ってみよ~っと。