昨日は、東大に初めて行って来ました。

第4回日本音楽家医学研究会の公開講座に出席する為です。
http://www.conf.musicmedjapan.com/guide.html

ピアニストのクライアントさんからこの研究会があるのを

教えてもらいました。

今まで、ピアノ、バイオリン、ギター、ドラム、フルート、

サックス、チェロ、パイプオルガンなど、、、

様々な楽器を演奏される音楽家の方々の施術をさせて頂き、

とても興味のある内容でした。

午前中の医学関係者と医学生の為の症例検討会から参加しようと

朝10時に行ったのですが、門前払い。。。

病院関係者でないとダメと言われてしまいました。

まあ、しょうがない。

午後からのセミナーに参加しました。

こちらは参加OKでしたがとてつもなくアウエー感バッチシ。

本当はジストニーについての講演も聞きたかったのですが

仕事に戻らなくてはいけなかったので、

全部参加できませんでした。

しかし、胸郭出口症候群についての講演を

しっかり聞くことができました。

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん、英thoracic outlet syndrome)は、腕神経叢鎖骨下動脈鎖骨下静脈胸郭出口付近で頚肋、鎖骨第一肋骨などや前斜角筋中斜角筋小胸筋などに圧迫牽引されることで起きる症状の総称
症状:首肩こり、腕から手にかけてのしびれ、腕のだるさなど。
Wikipediaより引用。

これは、音楽家に限らず現代人の誰にでも起こる可能性があり、

単独でなく、腱鞘炎などを一緒に発症することもあります。

学生時代にこの症状については勉強して、

それを見極めるテストのやり方(モーレイテスト&ルーステスト)

なども実践していました。

しかし、今回の講座は沢山の症例を紹介して、

実際のレントゲン写真や治療経過など聞くことができて、

とっても勉強になりました。

そして、何より日本語での講座だったので、

すごい速さでの説明もしっかり理解できて、

再確認することも沢山ありました。

元々持っている骨格(鎖骨、第一肋骨、第七頚椎)の関係や

筋肉の圧迫だけでなく、

同時に色んなストレス(睡眠不足や不健康な食事)が

発症原因になることも知りました。

複合的な要素が発症を招くのですね。

そして、筋肉の血行の促進、ストレッチ、筋力アップなども

発症を防ぐ要因になることを聞き、

やはりマッサージセラピーでしょ~

と内心思っていました。

私は必ず斜角筋と大小胸筋には注目して施術するので、

それも間違っていないことが証明されたようで、

少し嬉しく思ってしまいました。

しかし、最近は、対処療法よりも予防療法に重きが置かれていて、

こういった事に注目して治療してくれる医師が

どんどん少なくなっている言う事を聞き、

午前中の検討会で私が門前払いされたのも

なるほど~と納得できました。

患者さんへの配慮などもあり、

それだけではないでしょうが、、、

アメリカではバウンダリー(境界線)がはっきりしているので、

プロフェッショナルが育ちやすく、

他のプロフェッショナルの方とのコラボがしやすいのですが、

日本はなかなか難しいのかもしれません。

まず、自分の専門領域はどこまでか、

教えてもらっていないということもあると思います。

ここまで!と言い切れる事もプロフェッショナルとしての

仕事の一つだと思うのです。

自分の領域を出ずに相手の領域を尊重する事がとっても大事だと

日頃から思っています。


あ~。もっと勉強しなきゃ~。