先日、友人が天国へと旅だった。

テキサス州San Antonioの自宅で家族に看取られたという連絡を

彼の親友から受け取ったのはこちらの夜中だった。

ずっとがんと闘い、しかし去年からもうがんに勝つのは難しいと言われていたらしい。

44歳だった。(too young...)

誰しもが、ある人との一生の別れをした時、

もっとこうしていれば、ああしていれば、

必ず悔やむものではないかと思う。

私も、もう長くないかもしれないと聞いた時に、連絡を取っていればよかった。

と悔やんでしまう。

がんが発覚して以来、誰とも会いたがらなくなってしまい、

私はすでに日本に帰国していて、メールも数回やりとりした後、

あまり連絡も取らなくなってしまっていた。

その後、その事実を友達から聞いたので、

何となく、連絡できず、何かチャンスはないものかと思っていた。

そうだ!誕生日にメッセージを贈ろうと思っていた矢先、

誕生日の3日前に逝ってしまった。

私の一番の女友達のボーイフレンドだった。

本当に楽しくて、いい奴だった。

NY時代の多くの時間を彼らと過ごした。

のんべえの奴らはいつもいつも、飲んでいた。

あまり飲めない私も鍛えられた。(笑)

場所は時代を表す様に、

イーストビレッジから少しお洒落なお店ができ始めていたブルックリンへと。

彼らのイーストビレッジ時代(と勝手に名付けよう)は、

私は学生で、我ながら死ぬほど勉強していたので、

あまり参加できなかった。

その後、ベッドフォード(ブルックリン)時代に差し掛かり、

やっと私も学校を卒業し、参加の頻度も上がった。

ロックバンドなんかもやっていて、

時々ライブなんかも見に行った。

今はなき、ロックの殿堂ライブハウス”CBGB”にも数回行った。

日本人経営の居酒屋にもよく行った。枝豆やお好み焼きなんかが好きだった。

ボウリングやプールバーでビリヤードやダーツなんかもして遊んだ。

バーなんてどこでも同じようなもんなんじゃないか

と、飲めない私は思うのだが、

奴らはなんだかここのビールは美味しいというバーをすぐ見つけて、

バーテンダーと仲良くなって、

あまりにも飲むからバーテンダーから店のおごりでまた飲んで、、、

そうゆうところで、私がどうにか1パイント飲む間に奴らは3杯は飲んでいた。

くだらない話をだらだらして、大笑いして。

楽しかった。

今考えると、30代でまた青春を謳歌しているという感じだったんだと思う。

もう帰らない時間。

彼の死はその時代がもっと遠い過去になってしまったと感じる。

死の知らせを聞いて、こみ上げる悲しみに一段落つけた後、

ふう~っと息を吐いて、ふと浮かんだ言葉。

The end of an era...

一つの時代の終わり。

あの時代からあまりにも遠くまで来てしまっていて、

本当に戻れないという実感が改めて湧いてくる。

楽しかった時間。

二度と戻れない時。

帰らない友。

ただただ、悲しい。

私は私でこれからも生きていって、自分のフィールドで精一杯やるしかない。

本当に沢山の思い出をありがとう。

天国で思う存分ブルックリンラガーでも、ピルスナーでも、エールでも、何でも飲んでよ。

タダだよ!!!(笑)

I'll miss you my friend.