毎年、この時期になると、911のテロ事件を思い出すのですが、それとは別に最初にアメリカ留学した時の事も思い出します。

XX年前になりますが、30才の誕生日を迎えた一週間後にアメリカに向けて飛び立ちました。ロケット

私の最初の留学です。(私にとっての30代はこれからの人生の新たな土台の時間でした。)

ちょっとビビリな私は目的地はNYだったのですが、ニューヨーク=怖い汗という構造が最初の留学地をお隣のニュージャージー州にさせたのです。(いわゆる手慣らし、足慣らしといった感覚ですが、本当にどっか腰抜けっぽい。べーっだ!

そこは私の実家に匹敵するくらいの田舎街”バークレイハイツ”という街で、イタリア系アメリカ人のホストファミリーの元で暮らし始めました。

毎日NJトランジットという電車でフェアリーディキンソン大学のESL(English as a second language)のクラスに通いました。

空が高く、空気が澄んでくるこの季節になると、「あーあ、遠くまで来ちゃったなあ。」と空を見上げて思った記憶が蘇ります。飛行機

その当時はバブルだったのか、20代後半から30代のOLさんの留学がちょっとしたブームでした。

今は留学を志す人がかなり減っていると聞きます。

最初の語学留学を含み、アメリカ在住歴は9年になりましたが、その中で本当に沢山の経験をしました。

911も大きな経験の一つでしたが、それよりも、何よりも、NYで出会った人達は私の宝です。

留学は語学を磨き、専門的に勉強できたり、いろんな経験をするものですが、私にとっての留学は沢山の人達に出会えるチャンスを増やす「素(もと)」みたいなものでした。

海外に住むと本当に色んな人に出会えます。
(日本でOLしてたら、こんな人達には出会えなかったなあとよく思ってました。)

特に私はマッサージセラピストですので、多くの人と出会い、そしてケアさせて頂くことで沢山成長できたのではないかと思います。

ビジネスマン、ビジネスウーマン、アーティスト、スポーツプレイヤー、研究家から学生まで有名無名を問わず様々な職業、年齢、人種、多種多様な人々。

そして、NYという土地柄、それぞれの人にはそれぞれのバックグラウンドがあり、それを知り、尊重していく事も大事なことだと感じました。

ネイティブレベルとまではいきませんが、コミュニケーションの手段として英語を使うことで、数段出会いの幅を広げることができましたし、またもっと深く一人一人を知っていく事ができたと思います。

人とのご縁や出会いの幅を数倍に広げてくれる、その素(元)となったのが、留学でした。

また、よく個性的と言われますが目、自分が個性を持っていいと思えたのも異国の地で色んな人との出会いがあったからです。

日本人が素晴らしいことも、離れてアメリカに住むことで体感しました。

人との出会いに寄って、自分を知るきっかけにもなりました。

留学により、自分の人生がもっとカラフルになった気がします。合格

今は円高です。留学するにはいいチャンスかも知れないですね。グッド!


$MassageTherapist藤田朱美のブログ