明日は9月11日。

NYの思い出の中で、忘れることのできない日だと思います。

当時はまだSwedish Institute College of Health Scienceの学生で、西45丁目の自宅アパートに居た時にウオールストリートで働くルームメイトからの電話で、第一号機がワールド・トレード・センターに突っ込んだことを知りました。
その時のお話はまた後日。(私には特に何も被害はありませんでしたが、やはり自分史に残る一つの経験でした。)

また、今年の3月11日の東日本大地震から半年が経ちました。東京に居てもとても揺れたので、この時に、911を超える体験と思いました。(怖かったです。)

私が体験した2つの歴史的な事柄、これを陰陽五行説の視点から私なりに感じたことがあります。

中医学の基本であり、東洋には中国を発祥とする陰陽五行説という自然哲学があります。

時間や季節、感情や味、体の部位や音まで存在するもの全てが木火土金水という5つの元素で成り立っているというものです。

NYのテロ事件の後も、東日本大地震の後も、肺の疾患が多く見られたとニュースで聞きました。

もちろん、テロ事件の後は立ち上る煙が何日も何日も消えなかったり、アスベストの問題がありましたし、大震災後も避難所の寒さや空気の悪さなど、外的要因としての悪条件下ですので、肺炎を起こしたり、咳が止まらなかったりという方が多かったのだと聞きました。。

しかし、私は心の状態からも肺に多くのストレスを与えていたのだと思います。

これは、本当に私個人の考えなのですが、木火土金水の陰陽五行説から「金」の元素の”感情”に注目しました。

五臓六腑と言われますが、五臓の「金」に当たるのは「肺」です。そして、怒喜思悲恐の5つの感情の中で「悲しみ」は「金」の元素の中に表されます。

大切な人を失った悲しみ、その深い悲しみが肺を痛め続け、肺の疾患が体に現れたということも、理由の一つにあるのではないかと思います。

胸を痛めるという表現も悲しみの表現としてありますね。

また、セラピストとしての体験から、大切な方を亡くされた悲しみをホールドされていらっしゃる方は、とても肺のツボが硬くなっている事が多い様に感じます。

上手く深い呼吸が出来ずに呼吸が浅くなり、体がなかなかリラックスできない状態にだったりします。

そんな時にBody FLOW therapyでは、とにかく呼吸が楽になる様に胸筋は元より肋間筋、胸鎖乳突筋や斜角筋群などの呼吸筋をじっくり施術していきます。

もちろん、肺経の経絡も流れを促すようにします。

悲しみと肺との繋がりはとても深いように思えます。

さて、季節は秋です。

秋はまた、「金」の季節です。そして「金」に影響を与える気候は乾燥です。

秋は乾燥に注意して、肺を大事にして下さい。

911,そして東日本大地震での犠牲者の方々のご冥福をお祈りし、被害を受けられた方へお見舞いを申し上げます。一日も早い復興をお祈り致します。