今まで猛暑だったのに、今日はいきなり気温が下がって、なんとなく拍子抜けしてしまいますが、とても過ごしやすいですね。霧

今日は土用の丑の日、お昼はうな重にしました。
(豪華!と言っても台湾産ですし、松屋銀座の地下で売っているうな重弁当です。)

さて、この土用って年に4回あるのをご存知ですか?

私も「土用の丑の日」というワンフレーズで耳に入ってきていましたので、まるで、丑の日の枕詞の様な存在でした。

私が卒業したNYのマッサージのカレッジでの東洋理念のクラスでは、春夏秋冬の他に「DOYO」(読んでそのまま土用)があると言われていて、それはIndian Summerとも言われていました。

しかし、Indian SummerってだいたいNYでは10月くらいだし、土用の丑の日は7月か8月ですから、何だか季節がずれているよな、、、という疑問を持っていたのですが、学生の頃はとにかくAを取りたいがばかりに必死で勉強していて、掘り下げて考える余裕はありませんでした。

しかし、ある時、風水(気学)について調べていて、土用期間が年に4回あることを知りました。

季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を土用と呼ぶのです。

この考え方のベースは東洋の思想である陰陽五行説から来ています。

五行とは、「木火土金水」の5つの要素からすべてのものは成り立ているというものです。

季節や時間、味覚や臭覚といった五感、人間のタイプに至るまで全てです。

季節で言うと、木=春、火=夏、金=秋、水=冬、そして、土=土用です。四季とその間の四季の変わり目です。

なので、うなぎを食べる土用の丑の日は、立秋前の18日間、Indian Summerは立冬前の18日間なんだと思います。

ただ、アメリカは広いので、インディアンサマーが何日頃とは決められないから、だいたいの日にちになってしまいますね。
(そもそも、思想の暦と、自然現象に対しての名前との違いがありますから、やはり言語の直訳は若干のズレはあると思います。)

ちなみに、英語では木=WOOD, 火=FIRE, 金=MEAL,水=WATER,と直訳なのですが、 土はEARTHと訳されています。
(まあ、直訳には変りなくそのままなのですが、物質的にはSoilというイメージになっちゃうところをEARTHとしているのが、何となくいい感じに思えるのです。勝手な感想です。べーっだ!

今回の土用の丑の日にうなぎを食べられなかった方も、また、8月2日も土用の丑の日がありますので、その時にでも。。。。

私は二回目食べちゃうかもです。(*゚ー゚*)