エステスクールを長くやっていると、たびたび

「化粧品の押し売りはしたくありません」

「どのタイミングでオススメしたらいいですか」

 

というご質問をいただきます。

 

誰だって押し売りはしたくないし、されたくないですよね。

 

実は、押し売りしたくないと思っていること自体が問題で

サロンが閉店に追い込まれることもあるんですよ。

 

私は、情熱を持ってサロン開業することが多くの方の健康美に貢献することだと思うので、

このような問題は即刻解決してきました。

 

今日はその解決方法をご紹介しますね。

 

サロンをオープンしたけど思ったほどお客様が集まらず

価格を下げた方が良いのか検討中なら、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

実は視点を変えるだけでお客様が何軒もサロンを通り越して来てもらえる裏技があるんです。

 

その前にちょっとケーススタディ。

 

  中心街から離れたサロンに、あなたならどうやって来てもらう?

 

 

ショッピングモールから町外れに移転をせざるを得なくなったサロンがありました。

 

これまでの集客はショッピングに訪れる方に向けてPRすればサロンに来てくださっていたため人通りの少ない場所でこれからどうしたら良いのでしょうか?

 

実際、こんな無謀な移転をするなんて本気?って思いますよね。

 

でもこのサロンは移転後にもお客様が減ることなくむしろ人手が足りない状況が続いています。

しかも相変わらずSNSなどはせず、ホームページのみです。

 

どうやら、最初に学んだメソッドがベースとなりその後も安定的に顧客満足を生み出すことができているということが理由の1つらしいのです、、、

 

 

  なぜ、自然にお客様が集まるのか?

 

 

あなたがエステサロンに行った時のことを想像してみてください。

 

フェイシャルケアを担当してくれる方から

「肌のことについて十分な説明がない」「使用する化粧品の説明がない」「肌の状態を確認してもらえない」

など、不安な状況がズラリ。

 

特にあなたが敏感肌など肌のトラブルを抱えていたとしたら、これ以上の不安感はありませんよね。

 

こんなことあるわけないと思うかもしれませんが、

実際に、美容サロンの顧客満足調査(MOT)2023/エステサロン(フェイシャル)によると、

サロンを変えようと思った瞬間の第一位は「カウンセリング(27%)」でした。

さらに具体的な要素として「施術について説明や確認がない(26.7%)」「提案がない(15.7%)」ことが挙げられています。

 

前述のサロンはお客様からのどんな質問にも的確に答えることができました。

 

「肌がヒリヒリする理由」

「メラノサイトが活性化する理由」

「クレンジングの汚れ落としのメカニズム」

「ニキビケアならどんな洗顔をすれば良いか」

「花粉症で肌荒れしているときの保湿の注意点について」

 

だから「本当に肌トラブルで困ったお客様が頼りにして集まっていた」のです。

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  お客様から頼られるのは、問題解決してくれるから

 

 

このサロンが行なっていることはシンプルながら、この原則です。

 

そしてこれはサロン経営の鉄則でもあります。

お客様がサロンに通うのは世間話をしたいからではなく、

専門家に自分の課題や悩みを解決してほしいからです。

 

ついつい施術を提供する側の私たちは、

リラックスしたいかな、押し付けがましくないかな、

とお客様に合わせた会話になりがち。

 

お客様からグイグイと質問されない限りは、

化粧品のことや施術のことなど詳しく説明しないのではないでしょうか。

 

特に大型店から独立して個人サロンをオープンした方は

マニュアル通りの会話はしたくない、お客様が欲しくないものまで勧めたくないと思っていて

お客様が実は聞きたいことも伝えず、困っているのに提案しない人も多いです。

 

 

 

まずは、今提供しているサービスがどんな人の問題を解決できるのか整理してみてください。

そして、しっかりとお客様に伝えていきましょう。

 

そんな話を聞きたかった!と喜んであなたのサロンを頼って来てくださるようになるかもしれません。

 

 

いかがでしたか?

押し売りという言葉は

いらないものをすすめられたから起こる現象です。

 

お客様が欲しいものをすすめていたらそんなこと起こりません。

自信持っていきましょう。

 

PS.

 

前述のサロンは整体院や美容医療との差別化ができるメソッドを最初から学んでいました。

このメソッドは「ビューティフィードバック」という日本人のためのエステティックをまとめたものです。

 

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