今、一番力を入れているのが、この「介護タクシー」を一般のタクシーと同じように利用することが出来るようにす
ることです。
このタクシーは、車いすに乗ったままで乗り降りができるような、リフト又はスロープが付いた車両です。
高齢者、車いす利用者、その他、歩行に不安の有る方が、安心して利用出来るものです。
法律が変わって、ここ数年で、全国的に一気に台数が増えてきています。
ただ、基本的に「個人タクシー」で、利用する際には空いているタクシーを探すためには、一件ずつ探すしか無
く、また、街での「流し営業」などは認められていない(予約のみ)など、色々な制限があり、利用しいにくい状況
にあります。
そんな中で、「ウィルコールセンター」という配車システムを使った会社をコンサルさせて頂いています。
この会社では、東京を中心に関東一円を180台ほどのタクシーを、お客様のリクエストで配車しています。
私も、よく利用するのですが、利用当日でもすぐに配車してくれるので、いつも助かっています。
4月1日からは、日本で初めて「夜間配車サービス」も開始したので、今まで困っていた、夜の会食、パーティー、
急な雨降りにも安心してタクシーを呼ぶことができるので、大いに助かっています。
といっても、一般のタクシーでは当たり前のサービスなんですが・・・
やはり、問題なのはお役所の複雑な「規制」と、タクシー業界の余計な横やりです。(お客様を無視した)
アメリカ、オーストラリアでは、こうした車両のタクシーは、介護タクシーといった特別扱いではなく、普通の配車
システムで自由に乗れるのですが・・・
先進国の中で、圧倒的に遅れた「日本」の社会状況を表していると言えます。
今後、こうした現状の中でも、より良い介護タクシーの利用環境を航空会社、JRなどの公共交通機関とのリンク
で、全国に広げて行きたいと考えています。