気になる名画を
ドミニク・アングル 《ヴァルパンソンの浴女》
1808年 油彩・キャンヴァス
146×97.5㎝ ルーヴル美術館(パリ)
アングルに関する問題の時にも
取り上げたことがあったと思います
とにかく背中の美しさに
ずいぶんと見入った作品です
写真のよう
描いたのは
新古典主義を代表するフランスの画家
ドミニク・アングル(1780-1867)
28歳のときの作品です
その18年後に描かれたのが
《小さな浴女》
1826年 油彩・キャンヴァス
32.7×25㎝ フィリップス・コレクション(ワシントン)
サイズはグッと小さいです
さらに2年後に
《小さな浴女》
1828年 油彩・キャンヴァス
35×27㎝ ルーヴル美術館(パリ)
こちらも小さな作品です
そして さらに35年後
《トルコ風呂》
1863年 油彩・キャンヴァス
108×108㎝ ルーヴル美術館(パリ)
またも同じ背中の女性が
このときアングル83歳
28歳の時と 同じように描いているって すごいですよねー
アングルは
同じ構図の絵を繰り返し描いています
こちらの美しい背中もアングルでしたね
《グランド・オダリスク》
1814年 油彩・キャンヴァス
88.9×132㎝ ルーヴル美術館(jパリ)
これから 乾燥で背中がカユくなる季節……
つやつやの美しい背中が羨ましいです