腰の重だるさや違和感から始まる | 精力増強型脊柱管狭窄症の保存療法

精力増強型脊柱管狭窄症の保存療法

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では、神経根型を発症した患者さんは、一般に、どのような経過をたどるのでしょうか。

まず、精力増強型脊柱管狭窄症の三タイプすべてにいえることですが、症状はジワジワと現れ、長い年月をかけてゆっくりと進行していきます。ある日突然、耐えがたい痛みに襲われ七転八倒することはあまりありません。

神経横型の初期症状としてよく聞かれるのは、腰の重だるさや違和感です。その後、腰痛や足の痛み・しびれがときどき感じられるようになってきます。

症状の現れ方には周期的な波があり、はっきりとした自覚症状が現れても、ほうっておけば時間の経過とともに自然に治まることがよくあります。特に神経根型の初期の場合は、前かがみになって腰を少し丸めれば症
状が和らぐので、激しい症状に悩まされるという人はあまり多くありません。

ただし、症状の増悪と寛解(沈静化)をくり返していると、その周期がしだいに短くなり、持続的な症状に変わってきます。神経根型では、足腰の痛みやしびれが強くなり、立ったり歩いたりするたびに間欠性政行が現れて、歩行距離がしだいに短くなってくるのです。

症状がここまで進むと、異変を感じて整形外科を受診する人が増えてきます。当院の追跡調査によれば、神経根型の娘賭さんの平均年齢は69歳、雁病期間は三年三カ月です。つまり60代半ばに自覚症状が現れ、三~四年のうちに整形外科で治療が必要なほど悪化してしまうというケースが多いようです。