冷たい秋雨の降る中、
今日は高校時代の同級生で集まって、お墓参りへ。
数年前の10月1日、
この日は私の大親友が35歳の若さで逝ってしまった日。
毎年必ずこの命日の前後で
仲良し組で集まって彼女に会いに行く。
高校時代からずっと一緒で大学が離れても
いつも事あるごとに会ってはしゃいだり、
悩みを打ち明けあったり一番の心の支え、大親友だった。
お互い結婚し、順風満帆で
早く子供が欲しいとあんなに望んでいたのに、
30代に入り婦人科系に異常が見つかり、
子供が産めないかもしれないと悩み始めた頃から
彼女は痩せ始めていった。
その間、私が妊娠、出産。
自分のことの様に心から喜んでくれて
産まれてすぐに飛んで来てくれて
娘を抱いてくれた事、昨日の事のように覚えてる。
人一倍健康オタクで色んな健康食や知恵を教えてくれた彼女。
その彼女が病気になるなんて・・・。
しかも難病だとは。
半年ほど薬の服用と通院で暫く頑張ってお仕事もしていたけど、
だんだんと疲れやすくなり日常生活にも支障が出始め、
会社も退職、そして入院。
それからは早かった。
時間は止まってくれない。
出来る限り、彼女の入院している外苑前の病院に通った。
チャームポイントの丸顔でふっくらした頬も
日毎に別人のように痩せて頬骨が出てゲッソリ。
強い薬の副作用で髪の毛も抜け落ちて
ベッドから起きられない彼女。
笑って励まさなきゃいけないのにどうしても涙が抑えられなかった。
退院してからの私たちの人生設計をたくさん話したけど、
叶えられなかったね。
今でも記憶の中での彼女は35歳の笑顔振りまく若く元気な姿。
毎年、私たちは○○歳になっちゃったよ～～と墓前で
1年を振り返るくだらない報告ばかりして笑ってるね、きっと。
彼女の大切な命日。
この日は皆で人生を一度立ち止まって
健康のありがたさ考える日になっている気がする。
それも彼女のお陰だね。
1日早かったけど、今年も皆で挨拶出来て良かった。