義母は去年の8月に脳梗塞を発症し構音障害になりました。
要介護4です。
リハビリ入院を経て、そろそろ退院し
1歳3歳の育児と在宅介護のダブルケアがいよいよ始まるところです。
今日は退院カンファレンスでした。
面会禁止はもちろん、病院も厳戒態勢で
物々しい雰囲気でした。
痩せて2回り小さくなった義母は、孫を見た瞬間にまた涙。
こないだ会ったばかりですが、本当に涙もろくなりました。
笑う事、怒る事を表情で表せなくなってしまったせいもあるのでしょうか…
部屋を消毒する為に少し待たされ
狭い部屋に大勢のスタッフが集まりました。
義母も同席して、病院側職員が5名。
これからお世話になる訪問看護師さんや
リハビリの先生方、介護施設の方などが7名。
そこに私と夫に娘、総勢16名でのカンファレンス。
内容はこんな感じでした。
・義母の入院当初から現在までの状態
・退院するに当たって注意する点
・ケアマネージャーから退院後のスケジュールについて
・質疑応答
所要時間は1時間半くらいでした。
プロの方々の引継ぎ、質疑応答は
私達、介護の素人が入る隙がないくらいに難しいお話もありました。
ただ、皆さんが真剣に義母の事を知ろうとして、今後どうやってサポートしていけばいいのか考えて下さっているのが伝わりました。
カンファレンス中、メモをとりたかったのに
娘がずっと動き回ったり、イタズラしていてしっかり話を聞けませんでした…
でも娘の相手をしながらも、心配な部分は質問してクリアになったので良かったです。
カンファレンスが終わり、夫が皆さんに向かって「よろしくお願いします。」と頭を下げました。
すると隣にいた娘が真似をして、頭をペコりと下げて…
それまでは緊張した雰囲気でしたが、
その場にいた全員を笑顔にしてくれました。
子供ってそんな力持っていますよね。
その後、ケースワーカーとケアマネージャーと少し話をして、スケジュールを組むにあたっての希望を伝えました。
帰りの車で夫が
「あれだけのプロの方々が義母を見守ってくれるのだと思うと、なんか安心した。」と。
私も全く同じ気持ちです。
カンファレンスを通して、これからの不安が
かなり払拭されました。
まぁ、そのためのカンファレンスでもあると思いますが。
そして、遂に退院日が決まりました。
3月23日。
あと3週間。
家族時間、大切にしたいと思います。