発表の場に向かって、あるひとつの曲に取り組む時には、どんな事に気をつけていくといいかな?
こんにちは、美音♪みねピアノスクール 白井晴美です。
こちらのブログをたずねて頂きまして、ありがとうございます。
このところ、なかなかブログを書けず、久しぶりの更新となります。
そんな期間にも、ブログにお立ち寄りくださいました皆さま方、ありがとうございましたm(_ _)m
暑さの続いた長い夏がやっと終わり、
このところ急激に秋の気配を感じるようになりましたね。
ふぅっと抜ける風に〜〜〜
ほっとするこの頃です。
ふと見上げた秋の空…
気持ちよく風が流れて、雲さんたちも楽しそうに写りました。
ブログが更新できないだけでなく、
9月末まで、自分の練習のために、生徒さん方には、変則的なレッスンとなりました。
ごめんなさいね🙏
私が学んだ事は、今後、生徒さん方への指導に生かしていきたいなあ、と思っています。
自分がひとつの曲に取り組み出すと、
昨日できても、また次にはできないとか、
あれほど注意したつもりが、人前に出ると弾けなかった、とか
そんな事の連続で、、、
生徒さん方の気持ち、本当によくわかるわかる。
あー
ずっとこの繰り返しが続くのに、
それでも、またピアノに向かう私
……(笑)
さて、
一つの曲を深く学び、発表の場へと仕上げていく時に、気をつけるとよい事について、
私が思う事を、
生徒さん方の目線になって、
書いてみようかと思います。
数回のレッスンで合格していく、普段学ぶ曲と違って、
発表の場に決めた曲は、長いお付き合いになりますねー
人前で演奏する曲は、まずは、
⭐︎なかなか弾けない所、
⭐︎覚えて弾くのがむずかしい所、
こんな所に、自分のエネルギーをたくさん使いませんか?
なかなかできないと、それが不安の元になり、
なんだか落ち着かない気持ちになりますし、
私も、ついに最後までその不安は無くならいけれど、
発表の場で、聴いてくださる方々は、
「この曲は、どんな曲なのかなあ?」
「弾いている人は、この曲を通じて、どんなことを伝えようとしているのかなあ?」
という気持ちなのでは、と思うのです。
演奏する曲の持っている、すてきな⭐︎魅力⭐︎
その⭐︎魅力⭐︎を伝えたいから、練習がある。
こんな当たり前のような事を、忘れてしまうと、
ついつい、自分が失敗を恐れる気持ちがふくらみ
まるで迷路にはまってしまうように、
さまよい始めてしまう……
(自分にも大いに経験あり、です)
地図を見て目的地に向かって歩くように、
表現したい何か♡に向かって、練習していく事は、
やはり基本の姿勢かなと、、、
一つの曲に込めたい「何か」
それは、最初、指導者のアドバイスをヒントにして、考える力を付けていく事から始まるかもしれませんが、
深く学んで、発表する場に持っていくなら、
お子さんであっても、演奏する本人が、
曲をよくわかって、
粘土をこねて、形作る作業のように、
少しずつ少しずつ、
「自分のもの」にしていく
*・゜゚・*:.。..。.:*'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
スイッチを押したら、すぐ結果が出る、
という訳ではなく、
少し、時間もかかり、手探りしていると、
なかなか先が見えない時もあるかもしれない、
でも、迷ったり、あれこれとやり方を工夫してみる、
その、途中の道のりそのものが、
大切な時間なんだと、
私には、そんな気がしています。。。。
栄養を注ぎつつ、
見守って、待つ事も、レッスンなのかな、とさえ思います。
生徒さん各々、元々持っている力が芽吹いて、
自分の世界をみつけていけるよう、
私は、信じています〜⭐︎⭐︎⭐︎〜
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
(約2年前に他界した、母の刺繍作品より)