「最近、うちの子はあまりピアノを練習しないなあ…」と感じる時、どうしたらよいでしょうか……
こんにちは、美音♪みねピアノスクール 白井晴美です。
こちらのブログをたずねて頂きまして、ありがとうございます。
長い夏休みですね~。
お子さんの練習不足が気になるお母様、たくさんいらっしゃると思います。
又、同じお子さんでも、波があって、
「このところ、前よりも練習しなくなってきたなあ……」
と、時期的に練習不足が来る場合もありますよね。
そんな時、お家の方々がどんなふうにしたらよいか、
いくつか考えてみましたよ。
◆練習の時間を決めて、
ひとこと、声をかけてみる。
「◯ちゃん、そろそろ練習しようか。」
まずは、ストレートに、言ってみてくださいね。
そして、
ちょっと励みになる言葉を添えてみる。
「◯ちゃんの弾いている、あの曲、いい曲だね~」
等々
お母様は、
~◯ちゃんのピアノに関心があるんだよ~
という気持ちを、さりげなく伝えてみてください。
少し練習時間が前より短くなったことより、
「それでもピアノに向かったんだな☆」
「ちゃんとレッスンにも行っているんだな☆」
と、☆よいこと☆に、
まず光をあててみてくださいね。
◆お家での練習がどうして大切なのかを、お子さんに説明する。
小さなお子さまなら、
「1回できたらおしまい、ではなくて、
何回も練習する事で、初めてできるようになるのよ。」
と、声をかけたり、
又、お子さんの心のハリになるようでしたら、
練習した回数、
楽譜の中や、カレンダーに、
かわいいシールを貼ったりして、
ある程度は、練習回数を決める事もいいかもしれません。
「ただ何回も弾く……」
それは、はじめの頃は単調かも知れませんが、
回数をこなしていくうちに、
「あ!こうするとできるのか、」
と、ハッとしたり、
新たな発見が起きてくるはずです。
◆お子さんの成長を願うならば、
プラスの面をみつめる
毎日の生活の中、お母様だって様々な用事をこなしつつ、
わが子の習い事を見守っているのですよね。
「今日も、練習していないのでは?」
「こんな練習では、習わせるのがもったいない(x_x)!」
こんな気持ちが、むくむく沸いてくる日もありませんか?
そういう時は、
やはり、ひとこと、わが子に注意の言葉を送ってよいと思いますよ。
(お子さんとバトルになるお話も、
よく伺いますし、
実は私も過去、けっこうやってきました(汗)((笑))
人間ですからね、
ガマンできないこともありますよね
そして、
しばらくしたら、
考えてみてください。
自分の子が、病気を乗り越えながらも、健康なこと。
目が見えて、耳が聞こえて、
手足が動くこと。
多くの人の支えや、自然の恵みに包まれて、生きていること。
一度、心をゼロに戻すと、
自然と、たくさんの感謝が出てきませんか?
すると、
わが子の短所にばかり向いていた
心の矢印が、
少しやわらぐと思うのです。
指導する側に回っている私を含む先生方は、
生徒さんが練習してこない不調について、ちゃんとわかります。
だから、前向きに言葉をかけたり、
宿題の曲を工夫したりしています。
指導者だって、生徒さんのこと、
気にかけて考えていますよ。
でも、お子さんの不調や、練習不足が続くと、
お母様は、他のことにほとんど思いが及ばなくなってしまう、、、
(ああ~、私も以前やっていたかも~)
せっかく始めたピアノレッスン、
どんな方も、ご縁のあった教室で、
ある程度音符が読めて、楽しめるようになるくらいまでは、
きっと良くなることを信じて、
レッスンを続けて頂けたら、
「ピアノを、音楽を、楽しむことのできる生活」
が、次第に手に入りますよ。
それは、こども達に送る、
☆★心の宝物★☆
私は「生きる力」とさえ思います。
ピアノの勉強を支えてくださるお家の皆さま、
どうぞ希望を胸に、励ましてあげてくださいね