白松上人墓碑銘の後半の内容を見ていきますが、後半部分、判読できない文字もけっこうあって、よく判らない部分が多いです。
なので、訓読は諦め、多分こんな内容ということを口語訳調に述べるにとどめたいと思います。
病の床にあっても文章を作り続け、・・・(この辺、意味わからず。)・・・
杉山氏を妻として、二男をもうけた。
長男を幹雄といい、次男を実という。共に成長し、職を持っている。
幹雄は、墓碑の文を請うてきた。
師の気高い操を思うに、おごり高ぶり(?)温順で、見る者はその徳に感化される。
私は駿府(?)にあり、いつも酒を飲み詩歌を謳っていて、
のびのびとした気持ちで楽しんでいる。
この(碑)文は、私でなくて誰が書けるだろうか。
よって、この依頼を受け、・・・。
かなり変てこな文章になってしまいましたが、ま、概ねこんな内容なのかな。
途中、さっぱりわからなかった部分、熟語の意味だけ載せておきます。
・二豎=病気の例え。 ・慘然=いたむさま。
・外膠=外界の事物に心がこだわること。
*一死生解外膠←韓愈の文にこの表現あり。
「俺は死ぬことなんて全然気にしてないよ。」みたいな事を言っているのかな、とも思うのですが、まあはっきりしたことは全く判りません。
あと、銘の部分も省略。
ということで、非常に中途半端ですが、これでお終い。