... between hilts

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ただただポエム

Amebaでブログを始めよう!

陽をさえぎるカーテンの

足元で

転がっている肉体がある


扉は閉じたまま

来客の足音も途絶えたまま



ボクを産んだのは

ダレなのか


このココロは

どこに行き着くのか


蛹(さなぎ)のままの

てふてふは

明日の夢を見る…

雨が このマチに 落ちてきて
少し 頭(こうべ)を 垂れ うつむいた



しとしと と 降ってきた
この胸に ふっと 入り込んできたものが…



ざあざあ

この身体を冷やすほどに 打ち付ける



何も なすすすべもなく


灰色に染まった マチの中


色あせた 思い出の中


何もない 手のひらを握りしめ



息をつまらせて


ぱたぱた

ぱたぱた


心と


時が過ぎ行く…

秋の涼風に身をまかせ

酔いつぶれたフリをした


思わせぶりに

キミのベッドに倒れこんでは

熱く熱く息を吐く


白いシーツには

汚れなんかなくって


キミの透き通ったうなじと共に


これから穢すんだと思うと

面はゆくなる。


でも

どうしてココにいるのかは

わからないんだ。


愛しているのか

ただ感傷的に人恋しいだけなのか


僕らは

傷を舐めあうだけの関係なのか


ただ

抱きしめてくれるだけの

それだけの一晩でもいいはずなんだ。


本当は。

本当に。


それでも、僕らは罪深い。

キミの居ない夜は
独り、この部屋で
眠剤に侵されるだけだ

淡く抱く幻想と共に

いつだって
弱い方に弱い方に流されゆくのを
必死でせき止める作業ばかり

くり返している
さわさわ
さわさわ

はだしで草原に駆け出した
幼き日

ゆらゆら
ゆらゆら

ポニーテールにした
君の
後ろ髪に見惚れては

一緒にいるだけで
ほんのり恥ずかしくて

じりじり
じりじり

夏の日差しはさんさん
僕の恋はさんざん

いまやオヤジギャグまで
上手くなった

縁側で飲む
甘酸っぱいジュースは
いつしか
ほろ苦いビールに変わって

あの頃の跳ね上がる鼓動は
愚痴を溜めきれる分
だいぶ現実的にもなった

ただ
この部屋で独り
たまに感傷的になっては

はらはら
はらはら

と降り零れる…日があるだけだ