昨日の「人として…」の続きです


夫はまず友人がいません

幼馴染で時々会う人が一人いますが、あちらから一方的に連絡して来て、仕事や金銭面で頼られるだけ…という関係性(母親同士が友人)

なので、切るに切れずのお付き合い

夫にとって、本心を話して相談できる相手ではないのだと思います


今回話に出した彼とも

不倫バレする前には、

彼のお父様の葬儀にも参列し

お母様の心配をしていました

お互い下の名前で呼び合い(数十年前と同様に)

尊敬し合う良い関係を築いていたのです


なのに…

不倫が私にバレてしまった途端

彼とも完全に距離をとりました

去年彼が心筋梗塞で倒れ、生死の堺を彷徨うとも完全無視を決め込んだ夫


なので、現在の夫は友人0OK

私達妻子とも境界線を引いてしまった今となっては

カッパが唯一の友人であり愛人という訳です


夫とカッパとは長年、対等の関係でした

彼女は夫の名前を呼び捨てにし、物言いは上から…完全に友達感覚でした

一昨年までは…(再燃したばかりだったからかも)

その頃まで

カッパは治療費は夫に借りた(という事にしている)り、その他諸々の恩恵には預かっていましたが、それだけで一応自活していたと思います


が…今はわかりません

というより、現在は夫の援助なしでは高額な治療費は払い続けられませんし、送迎から週3回の外食費用、その他諸々全て夫に頼っています

この事から、今は関係性は

だいぶ変わってきているとは思います

むしろ変わらない(図太く高慢な)態度であれば、

夫は黙ってそれに甘んじる人間ではないです


無駄に高いプライド所有者の二人ですから

どう転んでも不満が出ない訳がないのです

金銭が絡み、それが日常になれば

対等な関係は崩れます

ここは誰であろうが間違いない

カッパの態度が通用していたのは

彼女が友人兼愛人だからこそです


私達夫婦で言えば。結婚してからというもの

夫は私を対等とは見ていません

お互いの役割を分担していても、そこにリスペクトはありません

お金を稼いでくる人間が一番偉い

そんな主従関係


私は夫を蔑ろにした事はないですが

子育ての時期は、まんま夫にとっては暗黒の不満噴出時期

なんで俺が我慢しなきゃならないんだ…と事あるごとに言っていました

常に俺を一番にしろ

子供は二の次で良い


私が子供達3人を連れ、毎年の盆暮の夫の実家や親戚の集まりで、自分も子供達も後回しにしてキッチンでお料理をし、お給仕に徹していてもです(夫は親戚達とずっと飲み食いしてましたけど)

これを30年以上に亘り、欠かさずにやりました

自慢できるほど夫や夫の実家に尽くしましたが…結果はこれです


不倫は関係ない、夫婦破綻

破綻の決定打は

20年前のお盆に、たった一度私がその行事を欠席した事、これで完全に終わった…と

(以前書きましたが、その日の早朝に私の両親を侮辱する発言に対し、夫が謝らなかったのが欠席の理由です)

いやいや、私としたら、不倫バレしてそれを言われ初めてそこまで根に持っていると知った訳で

その後夫にも変化は全くなかったので、深く考えてもいませんでした

これは完全に正当化する為の言いがかり


子供に手をかければかける程

自分は後回しにされていると思い、不機嫌になる

『共に子を育てる』

その感覚がない男はそう考えるんです

こういう人は

夫や父には最初からならない方が良いんじゃないかと思います


とにかく、徹頭徹尾

絶対に自分の過ちや間違いは認めない人です

自分が正しい…

これが正しい…

そこを絶対に曲げないのです


それは自分の身内には通るかもしれませんが

世間では通らない

それは本人だって重々わかっているのです


だからこそ

これまで自分が居たコミュニティや

付き合いのあった人間達を意識的に避ける

そうやって世間を狭くし、孤独になって行く


不倫者同士は孤独な共犯者です

これはウチの夫に限らずです


自分で自分の居場所を狭めて

余計にそこから出られなくなる


馬鹿だな…と思います


今日も夫は

共犯者と過ごすのでしょう

と、言うか過ごすしかないのだと思います


二人きりのコミュニティ

それが夫の今の居場所です