今日は珍しく5時過ぎに目が覚めてしまったけれど、私はお布団の中でゴロゴロ…


夫はいつも6時半に起きてきて

自分でトーストを焼き

ヨーグルトと野菜ジュース

全て自分で用意し朝食を済ませる

一応娘にも同じものを食べさせてから出勤していく


ここ一年くらいはそんな生活


当たり前だと思う


妻子に知られながらも

不倫を続けている夫

週3日は別に借りている部屋に女を呼び寄せ

二重生活をしている人間の為に

私がわざわざ起きて朝食を作ってやる必要はない


私は私のペースで起きて

自分の為の準備をすれば良いだけ

最近は次男も一緒には住んでいるものの

自立しているし

夫は娘の世話をするという名目で

帰宅しているのだから

それらをやるのは当たり前


それでも、そうなるまでの2年間は

昔と変わらずに

私はずっと夫の為に朝食を作り

夫のシャツにアイロンをかけ

「行ってらっしゃい」と送り出し

「お帰りなさい」と出迎えた

不倫し、半同棲している夫だと知りながら…


いつかは己の愚かさに気づいて

家に帰って来てくれるのではないかと信じて…


確かに夫はその後

あのブス子ちゃん(ピロリ)とは別れた


だけど、それは私が

健気に振る舞ったからではないし

良妻だったからでもない


全ては夫都合であっただけの事だ


その後、長年の不倫相手が

もう一人居たことが判明した事により

それは明らかになった


夫は(世の不倫夫達は)

妻が良妻であろうが悪妻であろうが

独身の時と変わらずに

外に女を求める

遊びと本気の境界線を行ったり来たり


だから、妻達は

あの時ああすれば良かった…とか

私があんな事を言ったから…とか

考えるだけ無駄だし

不必要


不倫夫が口にする理由なんて、

単なる自己防衛であり

殆どが後付けに過ぎないのだから


不倫なんて

全て不倫者達の都合により始まり

奴らの都合により終わる


いちいち、夫の態度や言動に対し

こちらが何かを

期待したり

ガッカリするのは馬鹿馬鹿しい


それでも、日々

多少の気持ちの揺らぎはあって当然

そんな時もあると、自分を許そう

こうあるべきだと規制し過ぎれば

反省したり苦しんだりしなくてはならないし

サレて苦しみ

自身をさらに追い込んで苦しむなんて

やめた方が良い


夫は路傍の石

必要ならば拾い上げ

不要ならば転がしておく



恐らくこれが、私にとって


サレの「最終形態」なのだと思う