昨日、香水を買う少し前…


弁護士に会って

今後の事を決めて来た


迷いは微塵もなかった

夫がどう思うだろうか…とか

これをきっかけに

夫を失うのではないか…とか

そんな恐れは不思議なほどなかった


こうなる時を

私は待っていたんだと思う


自分の気持ちが徐々に

変わっていくのを…


なるべく苦しまないように

辛いと感じないように

私は私なりに

自分を守りながら

夫への想いを少しずつ手放していったのだと思う


私が選んだのは

まだ若い弁護士

優秀な弁護士事務所で鍛えられ

独立してからまだ数年


やる気や強気の陰に

どう転ぶかわからないという

危うさを含んでいる


老獪さを売りに

当たり前の事しか

言わない、やらないという

フットワークの悪い弁護士より

ずっと良い


こちらの要求に

極力応えて、動いてくれそうな人間が

私には合う気がするから…

イチかバチか

やってみなければわからないけれど

恐らく後悔はしないだろう


私が男だったら

恐らくこんな風に

立ち振る舞うだろうと

第一印象から思っていた

だから…


慰謝料請求なら彼



離婚裁判なら…


そんな悠長な事は言っていられないニヤニヤ

泣く子も黙る例の女性弁護士にしよう


そう私の中では決めていた



今回は女への慰謝料請求

だから…彼



これからどうなるかはわからない



わからないけれど



粛々と

進もうと思う