今でこそ、ほぼ挨拶と
必要事項の伝達位しか口をきかないけれど
（夫は私の目を見ないし、話しかけないでオーラをこの2年近くずっと出している為）
不倫バレした直後は
ものすごくバトった
夫の言うことの殆どは
辻褄が合っていなかった
「俺達夫婦はもうとっくに破綻していたんだ！」
と…
いや、その数日前には
次に2人で行くランチの店も
私のリクエストなら遠かろうがどこでも行くなんて調子良い事言って、決めたばかりだろ
翌月は2人で
コンサート、それもアリーナ2席を確保済み
秋には毎年定宿にしていた
旅行も控えていた
LINEには
再来月には我が家に全面的に帰宅したいが
良いか？とまで入っている
「お前なんか、昔からとっくに気持ちは離れていたんだ！」
いや、いや、いや…
だったら遠慮せず
その昔の時点で言ってくれよ…なんだけど
確か、あなたは
仕事をリタイアしたら
私のお尻ばかりを追いかけて
買物にもついてまわるそんな爺いに
なりそう
俺の数少ない趣味はお前
病気も治すのはお前の為
一生お前を抱けなくなるなら
死んだ方がマシだと
病院帰りに恥ずかし気もなく言ったよな
じゃ、一体あれらは何だったんだ
この大嘘つき
と、キレた私に
いや、あれは嘘じゃない
本心だった…と
そう言って口ごもり
それから
何も言わなくなったよね
ハァ…
矛盾だらけ
アララ…
おばちゃん、認知入っちゃったのかしら？
それともそれは
お前の方か…
と聞きたい事だらけ
だってさ、それは20数年も前の話じゃなく
ついこの前…の話だし
いきなり、そこから
その時点から
夫は別人になった
そして、今も引き続きこんな状況
だから、信じられない
ほじくったら
沼からヒョッコリ
カッパまで現れちゃった訳で…
しかもこのカッパ
開き直り逆ギレまでする始末
何とかしてよって…
本当に
あの日を境に
私は「幸せな奥さん」から
サレ妻街道をまっしぐら
今に至っている
