長年夫婦で親しくさせて頂いている方のご主人の一周忌


私1人で行ってきました


亡くなったご主人はいつもダンディで楽しくて

素敵な方でした


真っ白な広いリビングで

ワインをいただきながら、

彼女と2人きり


私が今回の夫との一件を話すと

優しい彼女は時に目を丸くし、

時に涙しながら聞いてくださいました。


その後で

「実はね…」と彼女。


彼女の亡くなったご主人もまた不倫していたそうです。


それも学生時代からの親友の奥さんと…

亡くなったあとにわかったそうです。


ご主人が昏睡状態になる2日前

携帯電話で誰かを呼んだそうです。


こんな状態になってまで

かける電話の相手は誰?

不倫相手?

彼女はピンときました。


でも、その人が実際誰かを知って

彼女はびっくり。


翌日病室に入ってきたのは、

ずっと夫婦で親しくしていた親友の奥さん(夫婦は10年前に離婚成立)だったから

何度も一緒に食事をし、

何度も旅行に行った親友夫婦

そのひとと!?


2人はお別れの握手をしていたそうです。


そして、最期の夫婦の会話は


「この事を知ってあなたはどう思った?」


翌日ご主人は昏睡状態に…


長年連れ添った夫の最期の言葉…


家族を気遣うでもなく、

長年連れ添った妻を労うでもなかった


この1年間

どれだけ悔しい思いをしたか

悔しくて悲しくて…


ずるいよね

私は文句の一つも言うことができない

せいぜい

壁を叩くことくらいしか…

本人にぶつけることなど永遠にできないのよ…と


ご主人の写真は

リビングからなくなっていました。

もの置きに突っ込んだままだそう。


彼女がおもむろに言いました。


綺麗になりましょう!私たち。

今よりもっとずっと


まずは美容


すっかり自信を失ってしまったけれど

1年経ってこんなじゃいけない


男なんて関係なく、まずは自分よね…と。


彼女は私より10歳上だけれど

元々とても美しいお方


コロナ落ち着いたら

一泊二日か二泊三日で

韓国も良いわね


私が綺麗に生き続けることが

主人への唯一の復讐だわ!


すごい説得力恋の矢

その話…私も乗らせて頂きます!!