実は私も銀行ぐるみの犯罪に巻き込まれたことがある。
2005年、、、だったかな?
アメリカで初めてA銀行に口座を作った。
当時私はロサンゼルスのUCLAという大学の
すぐそばに住んでいた。
私の英語力で銀行口座を作るのは厳しそうだったので
ルームメイトについてきてもらった。
私は、一人暮らしをするまでは、
どの土地でもチームメイトと住んでいた。
口座を開きたいと言ったところ、
「学生ですか?」と聞かれた。
そのルームメイトが
「彼女は日本からアメフトをやりに来てるの、
シーズン中だけうちに滞在するのよ。」
と自慢げに伝えた。
後で思うとこの一言が良くなかった。😱
銀行員に短期しかいないで
日本に帰るという情報を与えてしまったのだ。
無事、銀行口座を作ったが、、
待てど暮らせど、ATMカードが来ない。
何度か銀行に行ったが「おかしいですね」と言われ
その度に「再送します」と言われた。
3ヶ月たってもATMカードは私の元に届かず、
ついに日本帰国の日になってしまった。
もう諦めて、翌年に対処するしかない。
日本に帰国し、また半年後アメリカを訪れた。
元ルームメイトに会うと、
私宛の郵便物を持ってきてくれたのだが、
全て、督促状だった。
私自身がまだ見ぬアメリカ初の銀行のカードは、
既にニューヨークで使われていたのだ。
借入額最大の$500がATMで借りられていた。
私は、翌年はサンディエゴのチームにいた。
車で2時間のロサンゼルスに何度も行って、
銀行や警察を訪れた。
ロサンゼルス警察では、
「住んでるサンデイエゴで被害届をだせ」と言われ、
サンディエゴ警察では、
「事件のあったロサンゼルスで出せ」と言われた。
結局、トレーニング仲間の警察官が
一緒にロサンゼルス警察に行ってくれて、
けんもほろろの対応にキレて、やっと
ロサンゼルス警察がポリスレポート作成してくれた。
督促状の金額は、既に100万円を超えていた。
5万円の借入金が1年ちょいで、
100万円になってたのだ。
そう、私への取立ての権利は、
既に違法な業者が持っていた。
督促の電話は、毎日1時間に数回、
昼夜構わずかかってきた。
今度は、元警察官だった人が
この電話に対応してくれた。🙏🙏🙏
事情を説明して、
もう電話がかかってこなくなったのも束の間、
また1週間後には、違う業者から電話。
またも事情を説明してもらう。
事情を説明するために、
ポリスレポートナンバーが必要だったと言うわけだ。
そして、5万円の元金がどういう計算で
100万円になったのか説明しろと詰め寄った。
取立て業者は、私から取立てできないとわかると
私の情報を他の業者に売っていた。
結局ポリスレポートゲット後も
1ヶ月以上、取立て業者からの電話は続いた。
最後電話がなくなったのは、
1万ドル取立てできるかもと踏んで、
取立て業者が2千ドルで私の情報を買う。
取立てできないと知って別の業者に千ドルで売る。
その業者も無理と知って、500ドルで売る・・・
を繰り返され、、、
最後は、私の100万円取り立ての権利は
数ドルになって、、、
その数ドルで買った業者が
もう諦めたんだろうと言うことだった。
ちなみにその後、ローンを組んで車を買った。
もちろんその履歴はローンを組むときに問題になったが
ポリスレポートを提出したところ
認められて、無事ローンを組むことができた。
いやあ、頑張って、ポリスレポートとっておいて
良かったと思ったもんだ。
20年近く前の私のお話を
なぜ出してきたかというと、、、
長くなったので、次のブログで。