ロサンゼルスの家では、引っ越した日から、
大家に悩まされていた。
5年前の引き渡しの時、
掃除されてない状態だったので、
自分で、絨毯クリーナーを借りて掃除した。
最初の水道代を払おうとしたら、
誰も住んでいなかった3ヶ月分が支払われてなく
(スプリンクラーは動いていた)
水道局で、それを払ってくれないと、
水道を止めると言われた。
大家に言うと、「そんなはした金、自分で払え、
たった$300も払えないのか」と罵倒された。
猛烈に抗議したが、
翌日には水道が止められるので仕方なく、
私が払った。
不都合があっても、なかなか対処してくれず、
数週間後に連絡なしに来て、家にいないと鬼電、
更に、居なかったから、直せなかった、
自分で直せと言う始末。
彼が送り込んでくるハンディマンも、
むちゃくちゃセクハラ野郎ばかりで、
食事に行こうだの、いきなり音楽をかけ出し、
ダンスをしようだの、キモいやつばかりだった。
超年寄りのせいか、
家賃は、小切手の郵送のみで、
一度だけ、大家の手元に届かなかったらしい。
留守番電話が入っていて、
「たった今払うか、今すぐ出て行け」との内容。
ハローもなしに、激怒でたったそれだけの留守電
結局その後届いたか、彼の勘違いだったっぽいが、
もちろん謝罪もない。
蜂の巣が玄関にできてしまった時も、
来週辺りには行く言われ、
刺されそうになったミロシュは
電話で激怒すると、「暴力はやめろ!」と
いきなり電話を切ったが、30分後に業者がきた。
すぐに手配したらしい。
それからはミロシュが対応してくれている。
(と言っても最後の1年くらい)
とにかくたまに来ては、
「この家を買え、こんな良い家を買わないのは、
馬鹿だ」と罵倒する。
それでも5年間引っ越さなかったのは、
宿泊の予約が切れずに入っていたのと、
他の物件は、「有料で人を泊めてはいけない」
などの規定があったからだ。
引っ越す時も揉めるだろうなあと思ったら、
案の定である。
私はこの世に大嫌いな奴は3人しかいないが、
そのうちの一人である。