今日も朝イチからの歯医者

 

ミロシュの同級生歯医者のアドバイスのもと、

 

3Dピクチャーを撮って欲しいとリクエスト。

 

 


ミロシュが捲し立てたからか、

 

歯医者は渋々って感じで、了承した。

 

 


おかしいでしょ、痛みの原因を探すのは、

 

あなたの仕事なはず!!

 

 

わからなければ、


違う検査しようとか思わないのかね。



 

 

そして、日本の歯医者の見解を告げる。

 

それに対し、彼は、イエスともノーとも言わない。

 

 

日本の歯医者はレントゲンしか見てないんだよ、

 

あなたは、3Dピクチャーも見てるんだから、

 

なんか診断結果があるでしょうが・・・



 

頼みの綱とも思える歯茎のドクターがやってきた。

 

やはりポケットになっているという。


 

根を抜くべきかの判断は、彼女ではなさそうだ。



 

痛みに耐えられないので、


右上奥歯の根を抜くことになった。



 

その言いようも、


「根を抜きたいんだよね。だったら抜こう。」



 

私は、あなたの診断は?と聞いたら、

 

「ミロシュが根を抜けというので」



 

もう一度尋ねた、

あなたは根を抜くべきだと思いますか?



 

逆に聞かれた、「根を抜くの?抜かないの?」

 



 

もうこの歯医者に通いたくない。


でも今さら変えることはできない。

 



右上の奥歯の根を抜くことにした。



 

根の治療は、なぜかいつも彼はやらない。

 

前回の時も女性の歯医者に代わったんだけど、

 

ミロシュの時のそうだったらしい。

 

なんでだろう。



 

 

その女性の歯医者はすごく親切で丁寧だった。

 

何度もレントゲンを確認し、


もう一人の女性歯科と話をしている。


 

そして私に治療の方法を説明する。

 

歯茎に麻酔を打つ。

 

しばらく時間を置く。


 

この過程、なかったことだ。


 

男性歯科はいつも麻酔を打ってすぐに


治療を始めるので、

 

何度も少し時間を置いてくれと言ったのに、

 

鼻で笑われ、治療を続けた。

 

 


そして、根の治療は、全く痛くなかった。

 

ずっとこの女性ドクターが担当してくれないかなあ。

 

 


その安堵感も束の間、また仮歯外し。

 

私を気絶させた女性助手が担当する。



 

私は、もう彼女の顔を見ただけで、


拒絶反応。更に湿疹までが出るようになった。


 

私のアレルギーの原因物質は、


あの注射でなく、彼女なのか?

 

 

 

でも、やるしかない。


 

持ってきた鎮痛剤をこっそり飲んだ。

 

やはり激痛、ちょっと手を止めて欲しくても

 

彼女は、「OK,OK」と言い、刺激を続けた。

 

 


今度は気絶はしなかったが、


多分1リットルくらい汗をかいた。



 

前回もそうだけど、


本歯のセッティングの時には、


もうどうでも良くなっていて、


早く終わってくれとしか希望がない。



 

気絶直前の私を、


歯医者、歯科技工士が取り囲み、


ミロシュがこの歯をもうちょっとああしてくれ、


こうしてくれと希望を言う。



 

「ベティも希望を言え」と言われるが、


疲労困憊で、もう任せますって感じ。

 


 

この日もいくつか希望を言って、


またこの本歯を取り外す。



 

なんで前回の希望通りに作られてこないんだろう。

 

いや前回の希望どおり改善されてはいるんだけど、

 

他もなんか変わっちゃってる。。。



 

一体、この作業を何回続けるんだろう。

 


 

次回、本物の本物ができるという。



 

もう女優の歯の嬉しさより、


痛みが終わる嬉しさの方が勝っている。

 



 

最後の激痛、仮歯を付けてもらって、終了!


のはずだった。